DeNA・バウアー、交流戦男だ!4戦4勝 今や〝日本球界一の働き者〟中4日で堂々121球
サンケイスポーツ6/7(土)5:00

七回、マウンドで滑って尻もちをつくバウアー。ピンチの連続だったが、要所を締めて完投した(撮影・荒木孝雄)
魂の121球! DeNAのトレバー・バウアー投手(34)が6日、日本ハム1回戦(横浜)で7安打1失点の完投で4勝目(3敗)を挙げ、2―1の勝利に導いた。前回に続く中4日の登板で、日本ハムのエース・伊藤大海投手(27)との投げ合いを制した。前回在籍した2023年から交流戦は4戦4勝。横浜スタジアム史上最多3万3860人の観衆の前で交流戦男が活躍し、チームは今季最多の貯金7となった。
勝利への執念が、バウアーの肉体を突き動かした。史上最多を更新する観衆3万3860人を飲み込んだ横浜スタジアム。八回まで112球を投じていた助っ人が九回のマウンドに上がると、どよめきと歓声が入り交じった。三者凡退で今季2度目の完投勝利。安堵(あんど)の表情を浮かべた。
「自分が登板する試合は全てのイニングを投げたいと思っている。きょうは、それができてうれしい」
交流戦の本拠地初戦を託された。制球が定まらず、2点リードの六回無死から3連打で1点を献上したが、なお1死満塁から松本剛を遊ゴロ併殺打に打ち取ると、拳を突き上げてほえた。8回完投で2失点だった伊藤との投げ合いを制して「彼も素晴らしい選手。いつか侍ジャパンのチームメートになれれば」とジョークを交えてたたえた。
5月は副鼻腔炎に罹患(りかん)し体調不良に苦しんだが、一気に状態を上げてきた。5月27日の阪神戦は118球で8回無失点に封じ、前回6月1日のヤクルト戦は110球で8回2失点。この日は前回に続く中4日での登板で「このサイクルが一番体の調子がいい」。121球の熱投で広島・森下と並んで12球団最速で80イニングに到達。開幕3連敗から4連勝と巻き返し、白星を先行させた。
前回在籍した2年前は3戦3勝の活躍でチームの交流戦初優勝に貢献。2年前の日本ハム戦でも来日初完投勝利を挙げていた。これで4戦4勝と『交流戦男』ぶりを発揮した。
チームを今季最多の貯金7に導いた。ナイターでの勝利は今季初で「これで、その質問をしてもらわなくて済むようになる。(パ・リーグの)素晴らしい最高峰の選手たちと対戦してプレーすることは、すごく楽しい」と笑った。最強助っ人が、2年ぶりの交流戦優勝の使者になる。(阿部慎)











