ボクシング アマ7冠の坂井優太、2回TKOの圧勝で日本ユース・バンタム級王座獲得 プロ初タイトルで日本バンタム級10位確実

サンケイスポーツ6/15(日)20:00

ボクシング アマ7冠の坂井優太、2回TKOの圧勝で日本ユース・バンタム級王座獲得 プロ初タイトルで日本バンタム級10位確実

日本ユース・バンタム級王座決定戦のポスタービジュアル(大橋ジム提供)

プロボクシングの日本ユース・バンタム級王座決定戦8回戦が15日、エディオンアリーナ大阪第2競技場で行われた。アマチュア7冠の坂井優太(20)=大橋=が、昨年の西日本同級新人王の宮下椋至(23)=JM加古川=に2回1分43秒TKO勝ち。ともに初のタイトル戦を闘い、坂井がプロ4戦目で初のタイトルを獲得した。

兵庫県出身者同士のサウスポー対決はアマチュアエリートの坂井が、プロたたき上げの宮下に圧倒的な実力差を見せて圧勝した。

「理想は打たせずに打って、一方的に試合を運んで、倒せるときに倒す。今日はそれができたかな。70点ぐらい」

1回から鋭く踏み込んで打つ右ジャブをおもしろいように当て、2回にはワンツーや右フックなど多彩なパンチをヒット。右フックから左ストレートをクリーンヒットすると宮下がふらつき、レフェリーは慌てて試合を止めた。坂井は右肩にベルトをかけて冷静に喜んだ。

2022年世界ユース選手権同級優勝など、高校生での実績は日本史上最高レベルのスーパーポープ。プロでは初めて日本選手と闘い、初めて東京・後楽園ホール以外のリングに上がった。

日本ユース・バンタム級王座は日本バンタム級5位の金城隼平(RE:BOOT)が保持していたが、今年2月28日に24歳の誕生日を迎えたため、規定により返上され、空位となっていた。日本ユース王座は2017年に24歳未満のA級(8回戦以上)ボクサーを対象として新設された。王座を獲得すれば日本ランキング10位(上位が空いていれば10位以内)に入るため、坂井の日本バンタム級10位入りが確実となった。

圧勝だったが「もっと序盤から気楽にできればよかった。まだ硬い。慣れていない部分がある。そこを反省したい」と自己採点は厳しめ。「もっと強くなれると思うし、他人と比べるよりも、もっと精進していきたい」と20歳とは思えない大人なコメントを残した。

生配信番組で解説を務めた、アマチュア時代から坂井を知る同じく兵庫県出身の元世界3階級制覇王者、長谷川穂積氏(44)は「ポテンシャルが非常に高い。今後が本当に楽しみな選手。来るべきときに世界戦を見たい」と大いに期待した。

興行はNTTドコモの映像配信サービス「Lemino」の有料プラン「Leminoプレミアム」で生配信された。プロ戦績は坂井が4戦4勝(4KO)、宮下が9戦6勝(3KO)3敗となった。(尾﨑陽介)

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