阿部詩が帰国 パリ五輪の敗戦から世界選手権で復活V 「もう一度、世界一になれたのはたくさんの方々の支えのおかげ」/柔道
サンケイスポーツ6/16(月)12:45

帰国した阿部詩
柔道・世界選手権(ブダペスト)の女子52キロ級で優勝した阿部詩が16日、羽田空港に帰国した。昨夏のパリ五輪での2回戦敗退から立ち直り再び世界女王になった24歳は「先の見えない時期もあったんですが、それを乗りこえてもう一度、世界一になれたのはたくさんの方々の支えのおかげ」と笑顔を見せた。
同日に行われていた男子66キロ級では五輪2連覇中の兄の一二三が準々決勝で敗れる波乱があった。「兄自身もそこまで落ち込んでいる様子はなかった。自分のことに集中するしかなかったので、大丈夫でした」。その後に向かえた自身の準決勝では動揺を抑えて1分足らずで勝負を決め、決勝でもパリ五輪銀メダルのディストリア・クラスニチ(コソボ)に一本勝ち。谷亮子さんの7度に次いで、日本女子単独2位となる5度目の世界女王になった。
「五輪の負けがあったからこそ、今回はモチベーションも高く優勝できた大会だと思う。今までの大会とは違った安堵感、達成感があった。最高のスタートと言っていいと思う」と詩。五輪後は弱気になってしまう時期もあったが、昨年10月ごろから練習を再開。復帰戦となった今年2月のグランドスラム(GS)バクー大会で優勝すると、4月の全日本選抜体重別も制して、ここまで負けなしで来ている。
「でも、やっぱり私自身は五輪で優勝したい気持ちが強いので、この結果に満足せずにさらに強くなりたい」と詩。今後は一旦休養をはさみ、12月のGS東京に照準を合わせて行く予定だ。










