サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」は8日、千葉市内でパリ五輪に向けた合宿を開始した。主将には自身3度目の五輪となるDF熊谷紗希(33)=ローマ=が任命され、ベスト4に終わった東京五輪の雪辱を誓った。13日に金沢ゴーゴーカレースタジアムでガーナ代表との国際親善試合に臨み、14日に出国する。

ミニゲームなどで約1時間半、汗を流したなでしこの先頭には、やはりDF熊谷がいた。この日の練習前、池田監督から主将に任命された。

「チームにも、自分自身にも期待している。それに応えたい。ここからの結果が女子サッカーの未来につながる。覚悟と責任を持っていきたい」

熊谷は言葉に力を込めた。指揮官は「持っている経験、コミュニケーション能力、しっかりとしたキャプテンシーでまとめてくれる」と期待する。主将として4度目の世界大会となる。

「結果を含め最高の大会にしたい。そのために主将としてやることはなんでもやる」と熊谷。2011年女子W杯ドイツ大会で優勝を経験。その後のW杯、五輪と国際大会を数多く経験し、悔し涙も流した。「結果がすべての世界。(どの大会でも)チャンスはあった。ゼロではなかったと手応えは感じている」。再び世界の頂点に向け、日本を引っ張る。(一色伸裕)