笠岡市は2日、国民健康保険税の還付対象者のうち37人に誤って同じ内容の通知書を2回発送し、うち実際に2人に計2万7150円を重複還付するミスがあったと発表した。

 市によると、5月と6月に同じ通知書を送っていた。担当者が6月分を作成する際、5月分のデータを消し忘れていたのが原因。6月7日に発送後、受け取った複数から指摘があり判明した。重複還付を受けた2人には既に謝罪しており、返金してもらう。

 市収納対策課は「厳粛に受け止めている。二度と誤りが起こらないよう確認作業を徹底する」としている。

 還付を巡っては、市は6月28日にも市税還付通知書の未発送により2015年以降10人に計18万6800円を還付できていなかったと発表したばかり。