長野県山岳協会の副会長を務める大西浩(おおにしひろし)さんが、パキスタンの7,000メートル級の山で滑落して亡くなりました。

死亡したのは、県山岳協会の副会長で、松本市の大西浩さん64歳です。

県山岳協会によりますと、大西さんは2022年まで、大町岳陽(がくよう)高校の山岳部の顧問を務めるなど、県内各地の高校で指導を行ってきました。

6月、教え子の3人とともに、パキスタン北部のカラコルム山脈のひとつで、標高7,027メートルのスパンティークを登るため日本を出発。

7月1日に登頂しましたが、2日に下山していたところ、雪や氷の割れ目=クレバスに転落し、亡くなったということです。