富士山の静岡県側の山頂火口で登山客とみられる3人が遺体で見つかった遭難事故で、3人は別グループとみられることが新たに分かりました。

警察によりますと、富士登山に出掛け行方不明となっている東京都日野市の53歳の男性を捜索していた静岡県警の山岳救助隊が、静岡県側の山頂火口で登山客とみられる3人の遺体を発見しました。

<伊部桜輔カメラマン>
「午後8時すぎです。身元の確認などをおこなうために、遺体を乗せた車が御殿場警察署に到着しました」

6月26日に収容された遺体は、行方不明となっている53歳の男性の可能性が高いということです。

収容された1人は死亡して数日とみられるのに対し、ほかの2人は1か月以上経っていて、警察は3人は別のグループとみています。また、現場にはショートスキーが残っていたということです。

警察は身元の確認を進めています。