静岡県内では線状降水帯が発生し非常に激しい雨が降り続いていて、土砂災害や洪水による災害発生の危険度が高まっています。

県内では線状降水帯による非常に激しい雨が同じ場所で降り続いています。このため、気象庁は6月28日午前、静岡県中部と西部に相次いで線状降水帯発生情報を発表しました。

命に危険が及ぶ土砂災害や洪水による災害発生の危険度が急激に高まっているとして厳重な警戒を呼び掛けています。

午前11時現在の24時間雨量は森町で206ミリ、浜松市天竜区で185ミリ、静岡市葵区で151.5ミリなどとなっています。

<寺坂元貴記者>
「浜松市を流れる馬込川です。大雨の影響で水位がかなり増しています。市はこの状況が危険だとして、周辺の地域に避難指示を出しました」

浜松市では警戒レベル4相当の氾濫危険水位を超えている河川があります。

28日の1時間雨量は多いところで県内全域で50ミリと予想されていて低い土地の浸水や河川の増水に警戒が必要です。