<いなり寿司専門店 AOI 店主青木克史さん>
「以前から家族がいなり寿司が好きだった。主に子どもですね。子どもが好きだったので、しょっちゅう家で食べてはいたんですけど、調理経験もあったので、家の台所で作っていたのがスタート」

静岡県伊東市・伊豆高原のテイクアウトいなり寿司専門店「AOI」。青木さんは2022年の春、15年勤めた食品卸会社を辞め、10月に奥さんの知加さんとこの店を始めました。店に並ぶ10種類以上の創作いなり寿司の中に今回のしずおか産がありました。

<青木克史さん>
「あぶり豚バラみそ漬けのおいなりさんになります」

「伊豆の味」で旨味を出したいなり寿司です。

<青木克史さん>
「国産の豚肉のバラ肉に伊豆の地酒「池」、「伊豆みそ」、これをあわせたもので数日漬け込んだものを使用しています」
Q.伊豆みその特徴は
「伊豆みそは、甘さが強いです」

バラ肉をフライパンで焼いて、いなりの具材にします。

<青木克史さん>
「一番難しいところは、肉だったら焼き立てがおいしいですね。でも、いなり寿司は、作ってから少ししてからがおいしい、あわせる時間のタイミング…いまも試行錯誤しています」

酢飯には自家製の酢を入れます。米は伊豆産と新潟産をブレンド。

<青木克史さん>
「どっちも粒が大きくて、いなり寿司にはピッタリかなと」

みその風味もつけた酢飯を油揚げに入れ、刻んだ豚肉を入れます。

<青木克史さん>
「ふんわりと酢飯を詰めるのが、おいしく作るコツですね」

油揚げにみそを塗って炙れば、「あぶり豚バラみそ漬けいなり」の出来上がりです。

<青木克史さん>
「起きている時はず〜っと、いなり寿司のことを考えていました」

青木さんは店を始める前、思いついた食材で、いなり寿司を作ってきました。

<青木克史さん>
Q.試作は何種類
「分からないです。のっけてないのもありますからね。こりゃひどいっていう…カカオいなりとか…作ってみたんですけど、大失敗。毎日のように子どもとか嫁さんに試食させて『もういなりヤダ』とか言われたりとか…」

青木さんの情熱を家族が支えています。いなり寿司に向きあう姿に、店のオーナーは。

<広井酒店 芹沢明さん>
「包み方ですとか丁寧なんですよね。やっぱ、お顔からもわかるようにまじめさがすごくわかりますよね、実直さというか。すごく青木さんの人柄が出ている優しいお味なんじゃあないかなと私は思います」

開店して2か月あまり、お客さんの評判も上々です。

<女性客>
「味はいいですよ。ホントにいろんな種類があるので全然飽きずに食べられます。ついつい食べすぎてしまいます」

青木さんは、地元の人に愛してもらえる店を目指しています。

<いなり寿司専門店 AOI店主 青木克史さん>
「魚やワサビだけじゃなく、調味料も含めて、いいものがたくさんありますね。それをいなりずしに上手くすることができたらいいなって考えてる」