浜岡原子力発電所で重大な事故が発生したことを想定した図上訓練が1月31日、静岡県牧之原市で行われました。
新型コロナ感染拡大の影響などもあり、2年ぶりの開催となったこの図上訓練は、最大震度7の地震が発生し、浜岡原発4号機の原子炉が制御できなくなり放射性物質が漏れ出したという想定で実施されました。
訓練では国や県をはじめ、中部電力の担当者や浜岡原発の周辺11市町などの職員がテレビ会議を行いました。原子力災害ではどういった方法で住民を安全に避難させるかが最重要課題となっていて、31日の訓練でも確認していました。
2月4日には住民も参加し、放射性物質の付着検査や簡易除染などの訓練も実施される予定です。