北京証券取引所では12月2日、北京康比特体育科技(833429/北京)、東莞市漢維科技(836957/北京)の2社が新規公開(IPO)に向けた公募を開始する。公募終了後、速やかに上場する見込みだ。
 
 北京康比特体育科技は2049万株を発行予定で、公募価格は8元。2001年設立の民営企業で、08年に株式会社化した。プロテインなどのスポーツ栄養食品、健康栄養食品の研究開発、製造、販売を主業務としており、アスリート、一般市民、軍隊向けに運動・健康栄養食品のほか、科学的でスマート化された運動・フィットネストレーニングソリューションプランを提供している。国家体育総局が管轄する各競技のナショナルチームの集中調達栄養食品リストに組み入れられており、その品種数、数量、販売額は長年業界上位に位置している。また、運動栄養食品に関する多くの業界規格、国家規格の制定に参加するなど業界をリードする技術力、開発力を備えている。
 
 22年1〜6月期における売上構成は、運動栄養食品が62.63%、健康栄養食品が23.39%、デジタル化スポーツ技術サービスが2.63%となっている。
 
 21年12月期の売上高は4億8957万元(前期比37.18%増)、純利益は4473万元(同2.72倍)。22年1〜9月期の売上高は4億5381万元(前年同期比41.32%増)、純利益は4418万元(同46.34%増)。
 
 東莞市漢維科技は1557万株を発行予定で、公募価格は6.5元。08年設立の民営企業で、15年に株式会社化した。 熱安定剤、潤滑剤、補助研磨剤、分散剤、剥離剤、受酸剤などに用いる高分子材料環境保護助剤の研究開発、生産、販売を主業務としており、主な製品は脂肪酸塩助剤、複合助剤で、高分子材料のプラスチック、塗料、ゴム、石油化学業界のほか、製紙、食品、医薬、化粧品といった分野で利用されている。22年1〜6月期の売上構成は、ステアリン酸亜鉛が66.23%、ステアリン酸カルシウムが11.98%、ステアリン酸マグネシウムが1.04%、複合潤滑剤が18.00%となっている。また、ステアリン酸塩生産量の国内シェアは10.38%、ステアリン酸亜鉛生産量の国内シェアは25.86%だ。
 
 21年12月期の売上高は5億2574万元(前期比10.69%増)、純利益は3282万元(同23.61%増)。22年1〜9月期の売上高は3億7618万元(前年同期比3.76%減)、純利益は2958万元(同15.14%増)。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)