珠江石油天然気鋼管HD(01938/香港)が5月8日、アフリカでのパイプラインプロジェクト用鋼管26万トンを納品する合意文書を締結したことを明らかにした。
 
 公告によると、同社は先日東アフリカ原油パイプライン(EACOP)との間で、同パイプラインプロジェクト向けに鋼管約26万トンを納品する枠組み合意書に締結した。26万トンの鋼管は総延長約1540キロになり、ウガンダからタンザニアの港まで敷設するパイプラインに利用される。製品は今年から来年にかけて納品する予定となっている。
 
 今回の枠組み合意について同社は、海外プロジェクトへの参画能力の高さ、技術的な優位性、さらに世界一流のパイプ溶接品質、高い評判や業界での地位を示すものだとしている。
 
 2022年12月期の売上高は23億6201万人民元(前期比30.26%増)、純利益は1億6303万元(前期は9435万元の赤字)。当期に納品した鋼管は31万4000トン、受注した鋼管は41万3000トンだった。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)