日本の道路はまるで毛細血管のように・・・「見習うに値する成功例」=中国メディア

 東京は人口密度の高い大都市にもかかわらず、渋滞がうまく緩和されているという。自動車が増えすぎて渋滞も環境汚染も深刻になっている中国にとっては、良い成功例のようだ。中国メディアの今日頭条は20日、日本とシンガポールを成功例として紹介する記事を掲載した。

 記事はまず、自家用車が全国で1億7000万台にまで増えた中国では、政府がナンバープレート規制、交通規制、購入規制の3つにより渋滞を抑えようとしているが、それでも効果が限られていると現状を紹介した。

 では、日本はこの問題にどう対処しているのだろうか。記事は、「道路が合理的に設計されている」と感心している。中国では通行が幹線道路に集中しているが、こうならないように「比較的小さな道路を毛細血管のように張り巡らすこと」で渋滞が緩和しており「日本はかなり見習うに値する成功例」と称賛している。

 さらに、日本では中国のような購入制限も交通規制もなく、代わりに多くの税金を課すことで保有台数と利用を抑えることに成功していると分析。日本では自動車を所有すると、自動車取得税や自動車重量税、自動車税などがかかる。

 シンガポールについてはどうだろうか。記事は、バスのための専用レーンや優先信号があると紹介。新たに自動車を所有するには自動車所有権証書(COE)の取得が必要で、週末や混雑しない時間帯に限り運転可能とするオフピークカー制度などの対策も功を奏していると伝えた。

 中国はこの2カ国と比べると、「簡素で乱暴な制限と整備されない交通インフラ」に問題があると記事は指摘した。しかし、記事に対するコメントに、東京でも混雑はするが、横入りなどのマナー違反がないのでゆっくりだが流れているとの指摘があったように、マナー意識も大きく関係しているだろう。中国ではマナー違反の車が道をふさいでしまうほか、接触事故などでも「現場の保護」が優先され、すぐに移動しないため渋滞を招くことも少なくない。この点、運転者のマナー向上や事故後の処理についても、日本などから学んだほうが良いのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)


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