日本は一体どうやって「飲酒運転」を劇的に減らしたのか=中国メディア

 日本の交通マナーは非常に優れていると言えるだろう。歩道の前で歩行者のために道を譲る運転手の姿は中国人観光客を驚かせているが、日本では飲酒運転が少ないこともまた驚きのようだ。中国メディアの快資訊は17日、日本には飲酒運転する人がほとんどいない理由について分析する記事を掲載した。

 中国でも、最近では飲酒運転を厳しく摘発するようになっているが、運転手側は飲酒運転の危険性に対する意識がそれほど高くはなく、酒気帯びの状態で運転してしまう人が後を絶たない。しかし記事は、日本人は酒好きではあるものの「酒を飲んだ後は運転しない」ことが常識となっており、「日本は飲酒運転が少ない」と紹介。その理由について分析した。

 記事によると、日本で飲酒運転が少ないのは民度の問題ではなく「法律が厳しいからだ」という。日本では、飲酒運転で罰せられるのは運転手だけではない。同乗者や自動車を貸した人も処罰の対象になる。罰則も厳しく、酒気帯び運転の場合3年以下の懲役又は50万円以下の罰金、酒酔い運転では5年以下の懲役又は100万円以下の罰金が科せられる。

 この点、中国では酒気帯び運転の再犯の場合でも拘留10日以下と罰金1000ー2000元(約1万5000ー3万円)と、日本と比べると厳しくなく、これが飲酒運転による事故の多さに直結しているのかもしれない。記事は、「中国では酒気帯び運転に厳しくないとはいえ、酒を飲んだら運転しないでほしい」と呼び掛けている。「絶対に運転してはいけない」ではないあたりが、認識の甘さを感じさせる。

 日本でも、昔からこれほど飲酒運転が少なかったわけではない。実際、飲酒運転が原因の悲惨な事故が相次いで起きており、いまだに完全にはなくなっていないのが現状だ。とはいえ厳罰化したことで飲酒運転による事故は減少してきている。運送業などでは就業前にアルコールチェックを行う会社もあり、社会全体が飲酒運転撲滅に取り組み意識を高めていることも功を奏していると言えるだろう。中国も厳罰化だけではなく、ドライバーの飲酒運転の危険性に対する意識を高めていくことが必要だろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)


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