中国のポータルサイト・百度に4日、「日本のスポーツ史上で最も偉大なアスリートは一体誰か」とする記事が掲載された。

 記事は、日本が中国に比べて非常に狭い国であるものの、スポーツに関しては尋常でないほど情熱を注いでおり、これまでに日本のスポーツ界では数多くの傑出したスター選手を輩出してきたとし、その一例を挙げている。

 まず、中国でも人気の高いフィギュアスケートでは五輪で連覇を果たすなど輝かしい成績を残し、世界のフィギュア界に計り知れないほど大きな影響を与え続けている羽生結弦選手を挙げた。また、フィギュア界では世界選手権で3回優勝した浅田真央さん、2006年トリノ五輪で金メダルを獲得した荒川静香さんにも触れた。

 さらに、競泳では世界で初めて五輪の平泳ぎで2大会連続2種目制覇を成し遂げた史上最強の平泳ぎスイマー・北島康介さんを、日本の「お家芸」とされる柔道では五輪2大会で金メダルを獲得し、84連勝を記録した谷(旧姓田村)亮子さんを取り上げた。このほか、バドミントンでは桃田賢斗選手が世界で圧倒的な強さを見せており、東京五輪でも男子シングルスの金メダル最有力候補と目されていることを伝えた。

 記事はその上で「日本のスポーツ界を代表する『神クラス』の人物を1人選ぶとするならば、羽生結弦だろう」としている。

 当然ながら日本のスポーツ界では、記事が取り上げたよりもはるかに多くの競技において伝説的な名選手を数多く生み出してきた。「霊長類最強」とまで称され、個人戦206連勝、五輪3連覇、世界選手権13連覇など数々の金字塔を打ち立てきたレスリングの吉田沙保里さん、世界選手権個人総合6連覇などの記録を持つ体操の内村航平選手なども名前が出てくるべき人物だろう。

 ところで、日本を代表するアスリートとして野球選手の名前が一人も出てこないというのは、日本人としては少々意外かもしれない。中国における野球の認知度、注目度の低さが関係しているのだろう。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)