日本ではコンビニからスーパー、さらには自動販売機に至るまで、さまざまな場所で「缶コーヒー」が売られている。ほっと一息つきたいときに、手軽に飲める缶コーヒーは、多くの日本人の生活になくてはならないものになっているのだろう。中国メディアの網易は17日、「なぜ日本人は缶コーヒーが好きなのか」と問いかけ、この理由を分析する記事を掲載した。

 記事はまず、日本のコーヒー文化は欧米とは少し違うと紹介した。欧州では淹れたてを飲むのが普通で、米国には瓶タイプもあるが、日本の缶コーヒーほど一般的ではない。日本人も欧米人と同様にコーヒーが大好きで、平均で週に11杯ほどコーヒーを飲むというが、缶コーヒーが占める割合は大きい。日本人の7割が缶コーヒーを飲み、2割の人は週に1本以上飲むとされているという。

 なぜ日本人は缶コーヒーを好むのだろうか。記事は「一番の理由は安いからだ」と伝えている。気軽に買える金額のため、「学生でも毎日買える」と紹介した。別の理由として「コンビニや自販機で売っている」という身近さもあると分析した。特に日本は自販機が非常に多いので、忙しい日本人の生活にぴったりであり、しかも「冬にはホットコーヒーが買える」と伝えた。

 記事では指摘していないが、日本の缶コーヒーが「おいしい」ことも大きな理由の1つだろう。日本にはカフェが多く、コンビニでも淹れたてのおいしいコーヒーが安く買えるが、それでも缶コーヒーが売れているのは、それだけ品質にこだわっているからではないだろうか。

 中国では、コーヒー文化そのものが比較的浅く日本ほど普及していないが、若者を中心に変わってきたようだ。2020年の時点で米スターバックスは全国に4000店舗以上を展開しており、中国のコーヒー市場の規模は4兆7000億円を超えると言われている。今後は日本とはまた違った、中国独特のコーヒー文化が作り上げられるのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)