中国のポータルサイト・新浪に22日、上海人の寿命が近いうちに日本人を超える可能性があるとする記事が掲載された。
 
 記事は、中国の中でも上海市は平均寿命が他の都市に比べて顕著に高く、すでに83歳を超えていると紹介。世界で一、二を争う長寿大国として知られている日本の平均寿命である84歳をもうすぐ追い抜きそうだと伝えた。
 
 その上で、上海人の平均寿命が延びている理由として、現地の医療インフラが充実していること、福祉制度や保障体制が良好であることを挙げるとともに、普段の飲食習慣とも関係していると説明。特に上海人は朝食の内容を重視しており、それが長寿の一因になっているとの考えを示している。
 
 まず、上海人の朝食の特徴として、肉まんや「餅」と呼ばれる中国風クレープ、麺料理、揚げパンの「油条」といった朝食を好む北方人に対して、上海は雑穀を含むパンを好む人が多いと紹介。食物繊維が豊富であるうえ比較的低カロリーでありながら、腹持ちが良いため、体に良いと説明した。
 
 次に、上海ではお茶を飲みながら朝食をいただくスタイルの飲食店が多いとし、朝に飲む一杯のお茶は脳を呼び覚ましてくれるほか、お茶に配される食事が比較的さっぱりとした内容であることで、十分な栄養とエネルギーを体に取り込むことができるのだとしている。
 
 また、日本人同様に少なめの量で十分な栄養を摂取する習慣があるとも指摘。起きたばかりの胃腸は動きが鈍いために、朝食で食べすぎると胃腸に大きな負担がかかり健康に影響するため、元気に長生きするためには朝食の量をしっかりコントロールする必要もあるのだと伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)