日本製品は品質の高さで中国でも定評があるが、中国製品も近年は質が格段に向上してきている。それでも「使う人に立場になって考えた配慮ある設計」という点に関しては、まだ日本製品には及ばないようだ。中国の動画サイト・西瓜視頻はこのほど、食品用ラップを使った中国人の話として「日本製品の人間本位の設計を称賛せざるを得ない」と伝える動画を配信した。

 この動画を配信しているのは日本に住む中国人男性で、日本で広く使われている「食品用ラップ」を使って見せながら、「細部に見られる親切な設計」の数々を紹介している。例えば、パッケージの角が「手にフィットするように面取りされている」おかげで、しっかりと持つことができると強調した。

 また、フラップが2つに分かれていて、特殊なニスを塗布しているので、引き出しやすく巻き戻りしにくい設計になっている。両サイドにある飛び出しガードが、ロールが箱から出るのを防いでくれることや、フタをきちんと閉じることで一番切りやすい状態になるのが一目瞭然となる配慮があると伝えた。

 この商品のパッケージには、他にも多くの工夫が凝らしてあり、1つずつ挙げていくときりがないほどだ。もちろん、商品自体の品質も非常に良い。中国の食品用ラップはなかなか切れずハサミやナイフを使うこともあるものだ。

 動画の視聴者の反応は「日本のものは使いやすい!」、「力を入れなくても、楽に切れているね」など好意的で、「日本製品の人間本位の設計を称賛せざるを得ない」という配信者の意見に賛同する中国人ばかりだった。

 なかには、「中国にはスライドカッター式のラップがある」という人もあったが、「これは欧米の設計を真似たものだ」との指摘を受けていた。中国には、良いものはすぐに取り入れて真似するという特徴があるが、オリジナルの設計は少ないようだ。やはり日本製品のデザインや設計が優れているのは「人間本位」だからだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)