中国のポータルサイト・新浪に30日、「日中間の卓球の実力差はほぼなくなったという人がいるが、実際はどうなのか」とする記事が掲載された。
 
 記事はまず、「日中間の卓球の実力にもはや差はなくなったという人がいる、これは全くのデタラメだ」と結論から伝えた。そして、今回の東京五輪では新設の混合ダブルスで日本ペアが中国ペアを破って金メダルを獲得したものの、男女シングルスの決勝戦はいずれも「中国人対決」になり、日本勢は伊藤美誠が銅メダルを獲得したのが最高だった紹介。「日本が中国を抜いて世界一になるという話は、あまりに時期尚早だ」との見方を示した。
 
 そして、日本の卓球界は近年、中国に追いつくべく新しい世代の発掘、育成に力を入れており、すでに優秀な選手が何人か活躍するようになったとする一方で、人材の層という点では中国とは全く比べ物にならず、短期間で追いつくことは不可能だと指摘した。
 
 また、中国の卓球界も新型コロナの影響で東京五輪が1年延期になったためにベテラン選手が第一線から退く時期が遅くなり、若手選手の台頭に影響が出る可能性があるとし、東京五輪後には世代交代を急ぐ必要があるとした。その上で、日本は女子では若手が数多く育っているものの、男子で世界と戦える若い世代は張本智和くらいであり、明らかに中国よりも不利であると説明。この状況を見れば、日本と中国との差は「非常に大きい」ということが分かると伝えた。
 
 記事は、総じて中国の卓球は依然として圧倒的な強さを保っており、日本が中国に追いつき、さらに追い越すことは「はっきり言って、天に登るよりも難しい」と評している。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)