中国のポータルサイト・網易に7月31日、「時間に対して潔癖な日本人の頭にある、時間の概念は一体どんなものなのか」とする記事が掲載された。
 
 記事は、日本人が時間を守り、時間に厳しいことは世界的に有名であり、その時間に対するマネジメント力にはしばしば驚かされると紹介。「日本社会において、時間を守ることは常識なのだ」とした。
 
 また、日本人が会う約束をしたり、何らかのイベントを開催したりする場合、みんなが数分前に現場に到着することが当たり前になっていると説明。みんなが数分早く到着してこそ、時間通りに開始できると考えられているからだと伝えた。そして、約束の時間よりも少し早く行動するというのは日常的な日本社会における暗黙のルールになっており、ビジネスの世界ではなおのこと基本中の基本として考えられているのだと紹介した。
 
 その一方で、日本では遅刻はもちろんのこと時間ギリギリに到着することが失礼にあたるだけではく、早く到着しすぎることもまた相手に対する礼を欠く行為とみなされてしまうことがあると指摘。その理由を3つ挙げて説明している。
 
 まず、約束の時間よりもあまりに早く到着してしまうと、相手が前の用事を済ませていない可能性があり、相手にプレッシャーをかけてしまう可能性がある点を挙げた。
 
 次に、ホスト側は「まだ時間になっていないし、前の用事が済んでいないから」といって来訪者をそのまま待たせておくわけにはいかず、前の用事を一旦中断して「顔出し」をする必要が生じることに言及。さらに、面会で使用する会議室や応接室が約束の時間になるまでふさがっている可能性があり、予定よりあまりに早く訪問することにより、相手が「時間までどこで待ってもらうか」で苦慮する可能性がある点を指摘した。
 
 記事は、日本人は一切の段取りをつけた上で物事に対処したがる傾向にあり、早すぎる来訪は往々にして相手の計画や段取りをかき乱す事になりかねないと説明。それゆえ、日本では「時間どおりもダメ、早すぎるのもダメ、5分前くらいに到着するのがベストなのだ」と伝えている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)