中国のポータルサイト・新浪に17日、世界に数あるミニチュアテーマパークの中で日本のものが特に人気がある理由について紹介する記事が掲載された。
  
 記事は、世界には「小人の国」を扱ったテーマパークが数多く存在する中で、特に日本のパークは高い人気を誇っていると紹介。その例が栃木県日光市にある東武ワールドスクウェアであり、このパーク内には世界各国の遺跡や特徴的な建築物のミニチュアとともに、14万人の「小人」が存在すると伝えた。
 
 その上で、東武ワールドスクウェアが1993年の開園以降国内外の観光客から高い人気を誇っている理由を3つ挙げている。1つめはリアリティの高さだとし、パーク内にあるミニチュア建築物と本物の建築物の写真を見比べた時に完全に瓜二つであると感じるほど真実性が追求されていると紹介した。
 
 2つめに挙げたのは「静」と「動」の組み合わせだ。建築物や「小人」たちは決して動くことはなく、パッと見たところでは「静」が空間を支配しているように思える一方で、目を凝らして観察してみると樹木の手入れをしたり、車両を運転している「小人」が多く存在しており、「静」の中に「動」の美しさを感じさせる作りになっていると説明した。
 
 そして3つめは、細かい部分へのこだわりである。パーク内にいる14万の「小人」はどれ一つとして動作が重複しておらず、一人ひとりが考えられて配置されていること、建築物や樹木が全て精確に測量した上で作られていることなどを挙げている。
 
 記事はさらに、ハードウェアが優れている以外に、スタッフのサービス精神といったソフト面の質も高いと指摘した上で「総じて、中国の一部テーマパークはやや見劣りがする。それは、中国が急成長する中で細かい部分を蔑ろ、あるいは後回しにしてきたからで、見た目は良くても満足度が伴わない。それゆえ、細部もおろそかにしない日本の精神は大いに学ぶべきだろう」と評した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)