中国のポータルサイト・百度に25日、中国のあらゆる動画配信サイトで「ウルトラマンティガ」が突然視聴できなくなったとし、その理由について紹介する記事が掲載された。
 
 記事は、日本の特撮ヒーロー作品で、中国でも人気のある「ウルトラマンティガ」について「多くの人が子どものころの思い出として持っており、今尚多くのネットユーザーがネット上で視聴している番組の一つだ」と紹介。その上で、24日午後に中国版ツイッター・微博で「ウルトラマンティガ」が突如としてトレンドワードに入ったと伝えた。
 
 そして、騰訊や愛奇芸、Bilibili、優酷など中国のあらゆる動画配信プラットフォームでまたたく間に再生や検索ができない状況となり、ネットユーザーの間で議論を巻き起こしたことがトレンドワード入りの原因だと紹介している。
 
 また、突然各動画プラットフォームから削除された理由について「以前より、小さな子どもを持つ親から暴力的な内容を含む映像作品が大量に配信されているというクレームが出ており、ウルトラマンティガについても『ストーリーがダーク過ぎる』といった理由でクレームの対象に含まれていた。これが原因かもしれない」と考察。かつて中国中央テレビ(CCTV)も、ウルトラマンティガについて名指しで暴力的だと批判していたとした。
 
 記事は、突然の措置に対して中国のネットユーザーが「動画を見ている途中で突然見られなくなった」、「保護者のクレーム? 子どもに見せたくないだけなら、われわれ大人は見たっていいじゃないか」、「辛くて泣きそう」、「ウルトラマンティガを見て大きくなったけど、人を殺したりしてないぞ」「一体どこに悪影響の要素があるのか」など不満をこぼしていることを紹介するとともに、暴力的な内容が問題だというのであれば水滸伝や三国演義、西遊記といった作品も「封殺」しなければ道理に合わないと主張するユーザーもいたと伝えている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)