中国は発展途上国ながら、アジア一の経済大国となっている。中国のQ&Aサイト・知乎にこのほど「中国のアジアにおける立ち位置は、最盛期の日本くらいなのか」と題するスレッドが立ち、今の中国と「最盛期の日本」を比較した意見を求めている。

 スレ主は「最盛期の日本」がいつの時期の日本を指すか、何における最盛期かについては、それぞれの判断に任せるとしている。これに対して、多くの人は「経済面」で日本が最も強かった時を連想したようで、「戦後日本のGDPが米国の7割を占めた」時と比較して、中国経済はまだそこまで達していないと指摘していた。

 しかし、「軍事面」で比較した人たちは、今の中国の方が強いと判断したようだ。「日本が一番強かったのは第1次世界大戦と第2次世界大戦の間で、世界7位だったが、今の中国はロシアと同じく2位」、「日本のピークは8カ国連合軍の時代で、世界で5位程度だったが、今の中国は少なくとも上位3位以内には入っている」といった意見が寄せられた。

 他に多かったのが「生活面」での比較で、この点では日本の方が圧倒的に強いと指摘されていた。中国の平均給与は北京・上海・深センなどでも約2500元(約4万2500円)に過ぎず、保険もあるとは限らないという指摘や、ごみの分別、食品の安全性、農村などのインフラ整備など、いずれも現在の中国より当時の日本の方が上だったという声があった。

 全体としては、中国人自身は中国が今でも発展途上国であることを意識し、「最盛期の日本」どころか今の日本にさえ届いていない、と感じているようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)