日本は漢字圏なので、訪日中国人の多くが日本語に含まれる漢字を見て親近感を抱くという。また、中国人からすれば、日本語の単語であっても漢字を見れば大体の意味が分かるので便利に感じるようだ。

 とはいえ、同じ漢字でも日本と中国では意味が異なる単語もあるので注意が必要だ。中国メディアの騰訊はこのほど、日本の街で見かける漢字の単語には中国語と意味が違うものがあると注意を促す記事を掲載した。

 記事が挙げた1つ目が「無料」と「割引」だ。中国語では「料」は原料や材料を表すため、「無料」は材料がないことを意味する。また、「割」は切り落とすという意味なので、何かを切り落とすと勘違いしてしまうという。

 また、「替玉」も注意が必要だと指摘した。ラーメン屋で見かける「替玉」について、日本ではニワトリの卵を「玉子」と書くことを知っている中国人は、「玉子」のことかと思ってしまうが、麺のお替りのことだと指摘した。

 さらに「春雨」も意味が全く異なる。中国語では文字通り「春の雨」のことを指し、食品の春雨は中国語で「粉絲」という。「大根」も、中国人からすると「大きな根」という意味で、「人参」は中国語だと「朝鮮人参」のことを指す。ダイコンの中国語は「白蘿卜」、ニンジンは「胡蘿卜」または「紅蘿卜」だ。

 ほかにも「新聞」は中国語だと「ニュース」の意味になり、「手紙」は「トイレットペーパー」、「迷惑」は「戸惑う、または惑わす」、「怪我」は「私のせいにする」という意味となり、いずれも日本語の意味とはだいぶ異なっていると紹介した。

 多くの漢字は日中とも意味が同じだが、記事が紹介したように一部の漢字は意味が異なるので注意が必要で、これは訪日中国人のみならず、訪中日本人も気をつける必要がありそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)