中国のポータルサイト・百度に11月30日、国際的なコンサルティング企業が発表した世界の都市実力ランキングで中国の都市が3つトップ10に入ったとする記事が掲載された。
 
 記事は、都市化が急速に進む中国では今国際的な大都市が続々と出現しており、都市にかんする各種国際ランキングに多くの都市が入り、さらに順位を年々上昇させているとした上で、米国に本部を置く国際経営コンサル企業A.T.カーニーが10月に2021年の世界総合実力ランキングを発表したと伝えた。
 
 そして、単に経済規模や人口、交通、金融といった単一的な要素ではなく、経済、科学研究、文化、環境、居住、交通といった様々な要素から総合的に採点されて算出された同ランキングにおいて、ニューヨークが1位、ロンドンが2位、パリが3位となり、日本の東京も4位に入ったと紹介。1位のニューヨークについては世界で最もGDPが多い都市で、世界的な経済、文化の中心地であることから「予想通りの結果」とし、2位のロンドンは経済規模こそ世界一ではないものの、その他の分野で非常に高い点数を獲得したと説明した。
 
 また、4位の東京については今なおアジア最大の都市であり、ニューヨークに次ぐ経済規模を持つほか、世界的にも有名な観光都市の一つであり、訪れた人にその便利さと文明レベルについて深い印象を与える魅力を持っていると評した。
 
 その上で、中国からは6位の北京、7位の香港、10位の上海とトップ10に3都市が入ったと紹介。トップ100を見てみると広州、深セン、杭州、成都、蘇州、西安といった中国の「一線都市」が軒並みランクインしていることがわかると伝えた。
 
 さらに「注目すべき点」として、今回のランキングでは新型コロナの影響により中国以外の地域の平均得点が前回に比べて1%も伸びておらず、得点を減らす都市も少なくない中で、早い段階にコロナからの社会生活、経済の回復を実現した中国の都市は平均で得点を3%以上増やしており、この点からも中国、そして中国の都市の高い実力が垣間見えるとした。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)