日本のラーメンは海外でも人気が高いが、このたび日本のあるラーメンチェーン店が台湾に3号店を開店したところ、客が殺到したことで改めて注目されている。中国メディアの騰訊はこのほど、台湾人が日本のラーメンに夢中になっていると紹介する記事を掲載した。

 今回台湾・台中市に3号店をオープンさせたこのラーメン店は、台湾に初進出した2017年当時、行列が2週間近く途切れず、「312時間連続で行列が続いた」そうだ。記事は、このたびの台中店の開店においても、59時間も並んだ猛者が現れたと伝えている。

 台湾人を魅了してやまないこの日本のラーメンは、地元の物価からすると非常に高いが、並んで食べたいほどおいしいということなのだろう。記事の中国人筆者は、日本と中国のラーメンの最大の違いは「スープにある」と強調し、極上のスープが台湾人たちを虜にしていることを伝えた。

 だが、記事の中国人筆者の個人的な好みで言えば、ラーメンは本場・中国の「蘭州ラーメン」に限ると主張している。この人の味の好みには中国のラーメンの方が合っているようだが、日本のラーメンが台湾で大人気になっていることが悔しいのかもしれない。

 また、この店のスタイルが「おひとりさま」仕様になっていて、物珍しさで客が殺到したのではないかとも指摘している。この店では全席が仕切られたスタイルになっていて、ラーメンを味わうことに集中できるようになっている。

 しかし、このチェーン店が台湾に3店目をオープンさせたところを見ると、やはり味で台湾人を満足させたと見るほうが自然だろう。また台湾には、日本のものというだけで受けが良い傾向がある。記事の中国人筆者は「中国には元祖・蘭州ラーメンがあるのに」と悔しげだが、台湾では日本の食文化が「並んでも食べたい」ほど受け入れられているようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)