中国でも各都市に「寺院」は存在するが、日本では神社仏閣が中国より「身近」にある。神社仏閣は日本人の生活に密着した存在と言えるだろう。中国メディアの網易は19日、経済が発展した日本に神社仏閣が多いのは、3つの理由があるからだ、と伝える記事を掲載した。

 記事によると、1つ目の理由は「日本の神社仏閣には長い歴史があること」が考えられるそうだ。日本古来の宗教である神道も、日本人の「死」と強く結びついた仏教も、日本人の生活に深く関わってきたと紹介した。また、重要文化財として指定された宗教的な建造物も多く、日本では建物の価値ゆえに多数残されているとした。

 2つ目の理由は「政治」との関わりで、政治と宗教はもともと互いに助け合う関係性だったと指摘した。唐の長安城を模倣した平安京がその良い例だと伝えている。平安京には、官寺として東西にそれぞれ、東寺・西寺が建立された。

 記事は3つ目の理由として、神社仏閣の「経済的な地位」を指摘した。日本では昔から、神社や寺には家族経営の企業のような性質があり、人々から敬われる職業で政府の待遇も良く、広い土地を所有して冠婚葬祭を執り行うなどしてきたので、豊富な資金を持っていたと説明している。

 記事は結論として、日本では経済の発展とともに神社仏閣も比例して発展してきたと伝えている。経済発展により信仰が失われたように見える中国では、考えられないことなのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)