太陽光パネルの世界大手、晶科能源<Jinko Solar>(688223/上海)が1月26日、上海証券取引所科創板に新規上場した。公開価格5.00元に対して初値は70%高い8.50元となり、取引開始直後からさらに大きく上昇している。

 同社は2006年設立で、早い時期から大規模な太陽光発電技術、製品の開発、製造を手がけてきた。「ジンコソーラー」のブランド名で太陽光発電モジュールの生産販売規模は世界上位にあり、2016〜2019年にかけて4年連続で世界の太陽光発電モジュール出荷量1位だった。2020年には、太陽光発電モジュールの世界累計出荷量が70ギガワットを突破した。

 また、積極的に生産、販売拠点のグローバル化を進めており、マレーシアと米国に生産拠点があるほか、世界十数カ国に販売子会社を持つ。日本や米国、欧州、韓国、オーストラリアなど世界の160カ国・地域に向けて販売を行い、海外の売上が80%以上を占める。2010年にはニューヨーク証券取引所に上場した。

 2020年12月期の売上高は336億5955万元(前期比14.1%増)、純利益は10億4252万元(同25.3%減)。2021年1〜9月期の売上高は242億7376万元(前年同期比0.76%増)、純利益は7億2125万元(同4.52%減)。

 新規上場により調達予定の60億元(約1080億円)は、約67%の40億元を年産7.5ギガワットの高効率電池および5ギガワットの高効率電池ユニット建設プロジェクトに、約8%の5億元を海寧研究開発センター建設プロジェクトに用いる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)