電子基板(PCB)やリチウム電池用銅箔を生産する安徽銅冠銅箔集団(銅冠銅箔、301217/深セン)が1月27日に深セン証券取引所創業板に新規上場した。公開価格17.27元に対し初値は27.33%高い21.99元だった。終値は25.65%高い21.70元だった。

 同社は中国国内における電子銅箔業界のリーディングカンパニーの一つで2010年設立。深センメインボードに上場している銅陵有色金属集団(銅陵有色、000630/深セン)の子会社である。PCB銅箔年産2万5000トン、リチウム電池銅箔年産2万トンの計年間4万5000トンの電子銅箔製品生産能力を持つ。2020年の世界の銅箔製品市場シェアは8.18%で、出荷数では中国本土企業で2番めの規模だ。

 2020年12月期の売上高は24億6000万元(前期比1%増)、純利益は7219万元(同27.5%減)。2021年1〜9月の売上高は30億7148万元(前年同期比77.93%増)、純利益は2億8370万元(同574.28%増)。
 
 新規上場により調達予定の11億9726万元(約216億円)は、約68%の8億1338万元を年産2万トン高精度エネルギー貯蔵用超薄型電子銅箔プロジェクトに、約7%を高性能電子銅箔技術センタープロジェクトに用いる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)