那須町で2017年3月、登山講習会中だった大田原高山岳部の生徒7人と教諭1人が死亡した雪崩事故で、業務上過失致死傷罪に問われた男性教諭3人の第3回公判が14日、宇都宮地裁(瀧岡俊文(たきおかとしふみ)裁判長)で開かれた。証人尋問が行われ、雪崩の専門家が「(現場は)斜度や堆積した雪の状況などから典型的な雪崩地形。雪崩発生の予見は容易にできた」などと証言した。