「日本一小さい」城下町を散策
森藩は豊後の8つの藩(府内藩・杵築藩・佐伯藩・岡藩・森藩・臼杵藩・高田藩・日出藩・立石藩)の中で最小の藩。約270年間政藩した来島ですが、その名を「久留島」と改めたのは、2代藩主・来島道春(みちはる)の時。

また、小藩であったため、お城を持つことを許されなかった森藩ですが、とくに8代藩主・久留島道嘉(みちひろ)が、三島神社を改装し城郭化した辺りに、久留島氏の野望を見つけることができそうです。

「日本のアンデルセン」と称された児童文学者・久留島武彦(くるしまたけひこ)は、久留島家の末裔です。玖珠町に今も残る城下町には、久留島武彦記念館のほか、陣屋や武家屋敷跡が配置され、往時の庭園や屋敷の地割を見ることができます。森藩ゆかりの歴史を味わいながら散策を楽しんでみては?

ハイキングコースとしても人気の角牟礼城や玖珠町の城下町へ、元水軍・久留島家の秘められた「野望」を探しに出かけてみてはいかがでしょうか?

お城情報WEBメディア「城びと」
2018年11月初出の記事を再編・再掲載