新しい年を迎え、今年はどんな城を訪れようか、楽しみな気持ちがふくらんできますね。まだまだ寒さの厳しい季節が続きますが、東北や北陸にある城では、雪国ならではの姿が見られる絶好のタイミングでもあります。今回は、寒い季節だからこそ訪れたい、雪景色が魅力的な城をピックアップ。各地の冬を満喫できるイベント情報も合わせてご紹介します。

※2021年1月更新(本記事は2019年1月の記事を情報更新しています)
※各イベントは新型コロナウイルスの感染状況によって中止・変更となる場合がございます。各自治体・観光協会・お城のホームページなどを確認の上、お出かけいただきますようお願いいたします

[五稜郭/北海道函館市]函館にともる星灯りを見に行こう
五稜郭(北海道)は、日米和親条約によって開港された箱館の防備のために築かれた城郭で、西洋の稜堡式城郭を手本としています。戊辰戦争最後の戦い・五稜郭の戦いが行われたことでも有名。現在は五稜郭公園として解放されており、北海道を代表する観光地となっています。

函館市は北海道の中でも積雪が少ない地域ですが、12月〜2月にかけては1mほど雪が積もることも珍しくありません。函館に降る雪は、公園内の木々はもちろん、復元された函館奉行所の建物や凍り付いた堀の上まで真っ白に染め上げます。12月はじめごろからは城の水堀をライトアップする「五稜星の夢イルミネーション」が開催されます。隣接する五稜郭タワーは、ライトアップ期間中は19時まで入場が可能。函館の夜景の中で、まるで一等星のように輝く五稜郭を見ることができます。

[城名]五稜郭
[イベント名]五稜星の夢イルミネーション
[開催時期]開催中〜2月28日(日)
[アクセス]JR函館駅からバス「五稜郭タワー前」下車、徒歩すぐ

[弘前城/青森県弘前市]北端の天守を暖める雪燈籠のほの明かり
津軽為信(つがるためのぶ)が築城を開始し、息子・信枚(のぶひら)が完成させた弘前城(青森県)。寛永4年(1627)に落雷に見舞われ、天守や本丸御殿を焼失しますが、約200年後に三階櫓として天守が再建されました。これが現在の弘前城天守で、多くのお城ファンが訪れる人気スポットです。

日本有数の桜の名所として知られる弘前城ですが、豪雪地帯でもあるため冬は1m近くの雪が積もることも。普段は緑青色の天守の屋根に真っ白な雪化粧が施され、いつもとは異なる景色が楽しめます。そんな弘前城で行われるのが「弘前城 雪燈籠まつり」。手作りの雪燈籠やミニかまくらが設置され、暖かな灯りが城内を照らし出します。歴史的な建造物を模した大雪像や露店、物産館など昼間のイベントも充実。銀世界の弘前で1日遊び尽くしましょう。

※2021年は会場の混雑回避のため弘前冬花火を行いません

[城名]弘前城
[イベント名]弘前城 雪燈籠まつり
[開催時期]2月10日(水)〜2月14日(日)
[アクセス]JR弘前駅からバス「市役所前」下車、追手門まで徒歩約1分、雪燈籠まつりメイン会場まで約20分