全国のお城ファンが集う年に一度の祭典「お城EXPO」。そのお楽しみの一つといえば、お城に関連した各団体が出展するお城ブースですよね。しかし2020年12月に大盛況の中幕を下ろした「お城EXPO 2020」は、コロナ禍ということもあり、出展を見合わせた自治体や団体も…。そんな中、出展を決めた団体はどのように準備を進めて当日に臨んだのでしょうか? 城びとアンバサダーの「たけ◎曲輪衆」さんが、福山城ブースを出展した関係者の皆さんに密着し、その舞台裏をレポートします。

違った角度から見たもうひとつのお城EXPO
お城EXPOに来ると、やはりお城に関連した各団体のブースを巡るのが一番の楽しみですね。そのお城や地域の最新情報を集めるためだったり、お城EXPO限定の御城印やお城関連グッズ集めて回ったり、ブース内の出張展示物を覗き込んだり、時間も忘れてしまうくらい夢中になってしまいます。そのお城に関しての疑問や質問にも丁寧に答えてくださったりと、専門の方とお話できるのもお城ファンとしてはとてもありがたい。そして、自分の出身地のお城ブースがあったりすると、ついつい立ち寄ったりしちゃいますね。

私たちお城ファンをいつも楽しませてくれる「城めぐり観光情報ゾーン」ですが、毎回お城EXPOに来て出展ブースを見ていると、ものすごく多くの人が行列したりして、スタッフの方は忙しそうに動き回っています。ふと、ブースの中の人たちの気持ちになって考えてみると、本番当日も然りながら準備段階からずっと携わっているわけで、自分の町や地域や会社の大きな責任を背にしょって来ているし、プレッシャーもあるでしょう。これは相当大変なんだろうなと思ったことがありました。

ということで、今回は『出展ブース側から見たお城EXPO』ということもレポートしてみたいと思います。

今年はコロナ禍の真最中での開催だったので、出展をどうしようかと悩まれた自治体や団体も多かったのではないでしょうか。現に、私が知っているだけでも、地元岡山・備中松山城の高梁市観光協会さんは、出展を決めていたけど様々の影響を考えて早々に断念。松江城の松江観光協会さんは開催直前まで状況を見ていましたが、ブースは出すけどスタッフや毎年大人気の「まつえ若武者隊」の派遣は中止という苦渋の決断。など、出展を予定されていた団体も対応に苦慮されたのではないでしょうか。

そんな中、なんとか出展までこぎ着けた福山市役所文化振興課の福山城ブースを準備段階から密着、レポートさせていただきました。