海外旅行者の入国制限やイベント人数など、新型コロナウイルスに対する制限が緩和されつつある2023年。これを機に自粛していたお城めぐりを再開したい、またお城のイベントに行きたいという方も多いでしょう。大河ドラマ主人公・徳川家康関連や周年イベント、復元・復興が行われる注目のお城を一挙ご紹介します! ※紹介したイベントは新型コロナウイルス感染症の感染状況等によって、規模縮小・順延・中止となる可能性があります。事前に関連するサイトなどでご確認ください。

【岡崎城(愛知県)ほか】『どうする家康』関連の企画が目白押し!

今年の大河ドラマ『どうする家康』の放送にともない、岡崎城(愛知県)、浜松城(静岡県)、そして家康が晩年隠居していたという駿府の町にある浅間神社(静岡県)など、家康ゆかりの地にて現在大河ドラマ館が開館中です!  各館『どうする家康』のインタビュー映像や出演者サイン色紙展示、番組制作の舞台裏が見られる展示ブースなどがあり、ドラマファンにとってはワクワクする内容の見どころ満載な展示ばかりになっています。

また、岡崎城では2022年6月より『どうする家康』の放送に合わせて展示をリニューアル。映像コンテンツなどが新たに導入され、より一層岡崎城の魅力が伝わる展示に生まれ変わりました。浜松城も天守閣の外観改修工事が行われていましたが、2022年12月に4か月ぶりに開放されています。是非見晴らしが良くなった天守閣から浜松の街を一望してみてはいかがでしょうか。展望台に設置されている双眼鏡もおすすめです(1回100円)。

館によっては大河ドラマの放送に合わせて展示も今後リニューアルされていくとのこと。展示変更の詳細や、チケット予約、来場情報などについては各館のH Pをご確認くださいね。

【福山城(広島県)ほか】お城に泊まろう!今夜はあなたがお殿様!
以前、「城びと」でも紹介した城泊。2020年7月に始まった大洲城(愛媛県)、2021年に始まった平戸城(長崎県)に続き、さらに昨年城主入城400周年を迎えた福山城でも城泊開始の動きが見られています。福山城では2022年10月に城泊の実証実験が行われました。宿泊場所は福山城本丸の南東角にある月見櫓。能の鑑賞や地元の食材をふんだんに使った和食御膳、そして天守の最上階で夜景を望みながら過ごすひとときなど、特上のプログラムが用意されました。

この他にも津山城(岡山県)、丸亀城(香川県)、中津城(大分県)、臼杵城(大分県)が、城泊に向けて準備を進めているようです。また、専門家によるセミナーや勉強会が開催されており、城泊の取り組みは全国に広がっています。

どのお城で、どんな体験ができるのか…。これからも城泊から目が離せません!