年末年始が近づいてきたけど、まだまだ大人数での忘年会や新年会を開くには抵抗あり……? そんな方に朗報な、リモート飲み用のデリバリーがあるのだとか。

大人数での食事会をしにくい今だから……


コロナ禍で大人数の集まりができなくなり、歓送迎会も忘年会も自粛、会議もリモートで味気ないなぁとお嘆きのみなさま、「ノンピフードボックス」を利用してはいかがでしょうか?

こちらは法人向けのお取り寄せで、届け先は個人宅、会社、会社と個人宅とどこでもOK。最近の利用で多かったのが、企業が内定者の自宅にフードボックスを指定の時間に届けるオンライン懇親会だったそうです。
ウーバーイーツや出前館といったデリバリーと違うのはワンオーダーで届け先を多数指定できること。簡単に言うと仕出し弁当のリモート対応ってとこでしょうか。

そもそも官公庁、スタートアップ、外資系企業など年間約8,000件の法人向けケータリングサービスを提供していた「株式会社ノンピ」。
コロナウイルス感染予防でテレワークを導入した取引先企業から会えないことによるコミュニケーション不足を解消するため、「オンラインで送別会を開催するので参加者の自宅にケータリングを届けてほしい」「オンラインキックオフ向けのケータリングを提供してほしい」といった声が多くなり、それに応える形でコミュニケーションデリバリー「ノンピフードボックス」を誕生させました。


「米澤シェフ監修 エスニックプラン」は2023年1月31日まで


オーダーは開催日の4日前までにWEBサイトから。
まずは幹事がひとり2,000円から12,000円まで9種類の予算の中から金額を指定します。次にみんなで同じ料理にするか、参加者自身が料理を選べるようにするかを選択しメニューと数量を確定。送られてくる参加者フォームに届け先や希望時間、希望ドリンクなどを入力して送信すれば受付完了。金額が確定したら開催日の前日までに支払いを済ませれば、後は届くのを待つばかりというワケ。

ドリンクはアルコールからノンアルまで各種取り揃えていたり、参加者フォームは共有できるからそれぞれが入力すればよかったり、支払いはクレジットカードか請求書払いのどちらか選べるなど、いろいろ気が利いてます。


気軽なおつまみから人気シェフ監修のプランまで


気になるメニューはお菓子の詰め合わせからお弁当、飲み会おつまみなど多種多彩。「長崎角煮マンプラン おつまみ付き(3,000円)」「京都五十樓のおばんざいプラン(5,000円)」など、そそられるものばかりです。


ボックスの内蓋にコースターを仕掛けるアイデアもいい!


今回、オーダーしたのは六本木「Jean-Georges Tokyo」や青山「The Burn」で料理長として腕を振るった米澤文雄シェフが監修した「エスニックプラン」。独立されてからはいくつも人気店をプロデュースして、今年7月に「No Code」をオープン。波に乗りまくっている米澤さん監修だから超期待しちゃいます。


ボックスの中はこんな感じ


さてさて、指定時間通りに届いたボックスを開けるとメニューとともにお料理とドリンクが動かないようにきっちり収まっていました。ボックスって開ける瞬間、ワクワクするじゃないですか。だからこんな風にいい感じに収まっていると嬉しくなる。

さて、メニューを読むと「アラカルト」と命名されたおつまみセットとデザートはそのままで、「トムヤムクン」と「ガパオライス」は電子レンジで加熱するように記載されています。おつまみは9種類、どれも本格的エスニックな感じでちょっとそそられます。エネルギーはデザート含めて703kcal、なかなかいい感じじゃないでしょうか。


レンチンした「トムヤムクン」と「ガパオライス」は香りもいい!


では実食!
彩りもいいし、食欲をそそるビジュアルにリモート会議も楽しくなりそう。
まずは「トムヤムクン」から。あら、かなりイケてるじゃありませんか。ふくろ茸と海老の食感がいい! レモングラスの香りと酸味のバランスがよくて、食すと一瞬にして舌がエスニックになる。

続いてドリンク片手につまんでみます。おぉ! 王道のタイ料理だけどスパイス使いの名手でもある米澤シェフらしい複雑味もあって、こっちもかなりイケてます。さすがに春巻は揚げたてのカリッと感はありませんが、「ガイヤーン」はココナッツ風味が効いてるし、「鶏肉とブロッコリーのナンプラー炒め」も予想を裏切らない味わい。

そしてなにより驚いたのは「ガパオライス」の卵の黄身のとろりん具合が保たれていること! スプーンで混ぜて食べるといい感じに卵の黄身がひき肉とごはんに混ざり合うのです。
ただし言っておきますが、この状態にするには、記載されているワット数と時間は“厳守”が前提です。そこんとこ、しっかりよろしくお願いしますよ。

そしてデザートの「パイン&マンゴーケーキ」もケーキ屋さんで売ってるレベルで侮れないおいしさです。こりゃ、会議なんてそっちのけで「これおいしいね」「こっち食べた?」などと、ごはん話で盛り上がってしまう恐れありですな。

正直、〇〇シェフ監修って期待できるものじゃないと思っていたけど、いやいや、すっかりハマってしまいました。リモートでコミュニケーション不足だとお考えのみなさま、ぜひ一度お試しあれ!

個人用には「nonpi A.R.U」があって、こちらは米澤シェフ、ミシュラン一つ星の「慈華」の田村亮介シェフ、「四四A2」の福島良篤シェフらが監修しています。こっちも見逃せない!

画像・文/高橋綾子