全身ピンクのド派手な見た目に、バリバリの関西弁が印象的な彼女は、フォロワー数400万人超えの現役JKティックトッカー・おじゃす。とある失敗からTikTokが大バズリし、このたび女優デビューも決定。そんな彼女のシンデレラストーリーを紹介する。

「おじゃす」の由来は本名から


どうも、おじゃすでーす(手を顔の横に添えてポーズを決める)



――えっ、なんですか、そのポーズは?

これ、おじゃすポーズっていうねん。キメポーズやから覚えといてな。意味は「おじゃまします」という意味。それを短縮して「おじゃす」やねん(笑)。

――そもそも、名前の「おじゃす」はどこから?

カナダと日本のハーフで、本名がジャスミンっていうねんけど、それでお友だちから「ジャス」とかって呼ばれることが多かったから、そこからつけてます。

――だったら「ジャス」でいいじゃん(笑)。

「お」を前につけると、「お砂糖」と「お料理」とか、ちょっと上品に聞こえへん? それに「お」をつけた方がおっちゃん感も出るし、そっちの方が好きやねん。

――全然、わかりません(笑)。ところでなぜに髪の毛はピンク?

TikTokはじめたころは、髪の毛は茶色やったんやけど、なんか画面に色をつけたいなと思って。最初は何色でもいいわと思っててんけど、私のまわりにある物の色がピンクばっかりやったんで、髪の毛もピンク色になったんです(笑)。

ドレッサーも、カーテンも、ベッドもピンク! 壁も一面フラミンゴが描かれてるので、やっばりピンクです!

――今、現役の高校生。その髪で学校に行ってるの?

これ、ウィッグやねん。学校行くときは外して、自毛のまま、本当にフツーの姿で行ってます。普通の高校やから、ちゃんと出席して単位をとらんと卒業できへんから、仕事がない時は、学校がんばってます。



――現在、TikTokのフォロアー数が400万人! はじめたきっかけは?

中学校の時、まわりの友だちでTikTokはじめる子がいてて、それがバズると、すごいすごいとクラスがざわめくぐらい有名になってたんです。インスタとかツイッターとかだと、けっこう顔やルックスとかが重視されてしまうけど、TikTokやと、キャラクターが面白ければいけそうやから、自分もできるんちゃうかなかと(笑)。

――実際やってみて、どうだった?

編集とかも、やってみると意外と簡単で楽しくて。がんばったらほんまに1本15秒で完成するんですよ。そう考えると、どのアプリよりもはじめやすいとそのときは思いました。


カナダ人の父との会話は自動翻訳機頼み?



――フォロワー400万人といったら、大阪市と神戸市の人口あわせたぐらい! ほんまかいな?

ほんまですよ。ほら、ここに「フォロワー 4・0M」ってあるでしょ? Mはミリオン(100万)の略なんです。今、日本のトップが40M(4000万)超えたぐらい。4・0Mだと、日本で30位ぐらいです。

――なんでそんなに人気が出たの?

バズったきっかけは、ある失敗作をアップしてしまったこと。ふだんやったら「アカンやん」と削除する動画を、なんかのはずみでアップしてしまったんです。

その動画、失敗作やったから自分でも最後に「あかん、まちがえてもうた……ほんまごめんな」ってバリバリの関西弁で謝ったら、それがかわいい、おもろいとバズってしまって(笑)。

それで注目されたのか、その次にアップした動画が100万回ぐらい再生されてしまって、そこからフォロワーが増えていったんです。

――今は、どんなことを心がけてTikTokの動画つくってるの?

私のフォロワーは幼稚園生とか小学1、2年の子供さんが多くて、国でいうとブラジルの方が一番多いんです。だから、ひとつの国の言葉やなくて、いろんな国の言葉を使ったり、あとは、どの国の人にも理解してもらえるように、顔の表情とかで伝えたりおもしろく感じてもらえるように工夫したりしてます。

――おじゃすは生まれも育ちも大阪?

せやねん。やから大阪弁しか話せません(笑)。お母さんは日本人で、お父さんがカナダ人。でもお父さんは家では英語しか話さへんから、おじゃすは、英語をきくことはできても、話すことはできひんねん。

――お父さんは日本語は話せるんだよね?

それがあいさつ程度しか、わかってないんです。私が小さい時から一緒に生活してんねんけど、近所の人にあいさつされても、「オハヨウゴザイマス」ぐらいしか返せへんねん(笑)。

――えっ、じゃあお父さんと会話できないじゃん。

そやねん! 簡単なことやったらなんとか通じるんやけど、込み入った話になると、お互いに自動翻訳機をもちだして、会話してます(笑)

――どんな親子やねん! でも英語のリスニングは得意なのでは?

それが、お父さんの話す英語を毎日聞いてんねんけど、ネイティブすぎて、学校の英語の授業とは全然、違うので混乱します。「もう、全然、違う言語やないか!」って(笑)。

それでも、テストとかでは他の教科よりは英語が一番いいです。お父さんのネイティブすぎる英語の会話も役にたってるみたいです(笑)


男の子と目が合っただけで顔が真っ赤っかに



――芸能界に入ったきっかけは?

ちっちゃいころ、子供のモデルとかをやってた時期とかはあったんやけど、途中でやめてしもて……。それでTikTok始めたらフォロワーが増えて、みんなに注目されるようになって今こうなりました。だから、今がスタートみたいな感じです。

――そんなおじゃすがなんと、映画で女優デビュー⁉

はい、たまたま、ティックトックを見ていただいて、出演がきまったって感じです。12月公開の「New学園探偵薔薇戦士」に出演させていただきます。

――ストーリーは、女子高生3人が、「薔薇戦士」を結成し、事件を解決するというストーリー。その戦士3人のうちの一人という主役級の役どころで出演だとか。

私の役はプロレスラー好きの女の子で、すごく明るい子なんで、このまま素でいけるかなと(笑)。もちろん、ピンクの髪で出演します。でも、ちょっとヒールっぽい役どころなんやけど、全部、標準語でしゃべらなあかんのが不安で。大阪弁がポロッとででしまいそうで。

――TikTokで有名になって、テレビや映画にでてとなると、学校でも人気者のはず。もてもてで、彼氏できたとかはないの?

彼氏は一度もできたことがなくて、男の子と話するだけでも、もう緊張してしまうタイプ。
目あっただけで緊張して顔が真っ赤っかになってまうねん(笑)。

――将来はどんな人になりたい?

テレビの世界でがんばって、渡辺直美さんや、ローラさんみたいに世界の方から知っていただけるようになれたらなと思ってます。これから私どうなっていくんやろと考えるだけでドキドキしてくる、JK18才の冬です(笑)。