『週刊プレイボーイ』に登場する美女たちに記念すべき「初グラビア」の思い出を語ってもらう『初グラビア物語〜My First Gravure Story〜』。今回はギャルダンサー集団・CYBERJAPAN DANCERSのKANAE&KAZUE姉妹による後編。

CYBERJAPAN DANCERSは、クラブイベントなどにビキニ姿で登場し、キレのあるダンスパフォーマンスを披露するゴーゴーダンサーグループ。2000年代初頭からメンバーチェンジを繰り返し活動してきたが、今回紹介するKANAE、KAZUEのふたりはそれぞれ2010、2012年から活動する主要メンバーだ。

彼女たちは『週刊プレイボーイ』2016年30号で初グラビアを披露。カッコよさと愛らしさが絶妙に入り混じった美貌とセクシーな姿はたちまち話題に。その後、継続的に登場し、2019年には『週刊プレイボーイ』より写真集『BONJOUR!!』を発売し、ヒットとなった。

今回は週プレのグラビア、また写真集『BONJOUR!!』などの思い出を語ってもらった。

『週刊プレイボーイ』2019年3・4号(撮影/栗山秀作)より
『週刊プレイボーイ』2019年3・4号(撮影/栗山秀作)より
ーー初グラビアから約2年後、CYBERJAPAN DANCERS(以下、CJD)は週プレに再登場します(2018年30号/7月9日発売)。タイトルは「SUMMER IS HERE!!」。"夏が来たぞ! ビキニで盛大に楽しもう!"とばかりに、初表紙&巻頭です。

KANAE いやー、すごく嬉しかったですね。まさか私たちが週プレさんの表紙を飾れるなんて! 話を聞いた時はびっくりしました。この時は、メンバー8人で沖縄ロケへ行ったんですよね。

KAZUE そうそう。ビーチやテニスコート、あとナイトプールで撮影しました。特にナイトプールなんて、普通に楽しんじゃいましたね。みんなで旅行に行ったみたいでした(笑)。

ーーそれにしてもカラフルな水着のギャルたちが誌面いっぱい。じつに華やかです。この時もメンバー全員で手ブラを披露し、さらにはKANAさんとKARENさんはレイ(花の首飾り)で、KANAEさんとKAZUEさんにいたってはなんとスマイルマークなどのシールで胸を隠すセクシーカットも! でもさすがにこれらはやりすぎでは(笑)?

『週刊プレイボーイ』2018年30号(撮影/武田敏将)
『週刊プレイボーイ』2018年30号(撮影/武田敏将)
KANAE (誌面を見ながら)いま見ると結構、すごいことやってますよね。でも表紙ですから、これくらいはやらなきゃ(笑)。現場ではキャーキャー言いながら、みんな盛り上がっていましたよ!

ーー特に印象的なのはメイクでしょうか。通常「グラビア=ナチュラルメイク」ですけど、全体的に濃いですね。

KANAE いや、これでも普段より十分薄いんです。たしかメイクは自分たちでやったと思うんですけど、週プレさんだからちょっと加減をして。「ヤバい!ナチュラルだ!」って、みんな言っていました。みんなギャルですから。薄めのメイクは手ブラよりも恥ずかしかったです(笑)。あ、でもいま改めて見ると、確かに濃いかも。

『週刊プレイボーイ』2018年30号(撮影/武田敏将)より
『週刊プレイボーイ』2018年30号(撮影/武田敏将)より
ーーですよね(笑)。この後もCJDは週プレに7回にわたって登場。特に印象に残っているグラビアはありますか?

KAZUE 私は真冬に撮影したグラビアですね。

ーー2019年3・4号(1月3日発売)に掲載された「あけましておめでとうございGAL!!」ですね。この時は6名が登場。デビューしてまだ間もないHARUKAさんもいます。正月号なので"景気のいいグラビアを!"と、カラフルな衣装に着がえたCJDを派手に撮り下ろしました。

KANAE 北海道の夕張でロケしました。私たちは夏のイメージがあると思っていたので、冬に撮っていただけるのは新鮮でしたよ。

KAZUE この時は干支が"亥年"ということもあって、イノシシをイメージした衣装を着て、なんと雪山でも撮ったんですよ。それがもう! めちゃ寒くて! しかもその格好でかけっこをしたんですけど、雪に足を取られるから、全然走れなくて。とにかく過酷な撮影だった記憶があります。

『週刊プレイボーイ』2019年3・4号(撮影/栗山秀作)より
『週刊プレイボーイ』2019年3・4号(撮影/栗山秀作)より
KANAE あと正月につき、髪をアップにして、着物の衣装もあったんです。みんな普段、着物なんて着ないし、ビキニじゃないグラビアなんて誰も考えたこともなくて。これまでになく現場はテンションあがってました。

KAZUE 新年のおめでたい感じが出ましたよね。このグラビアを見た人たちからは「お金かかってそう」ってすごく言われました(笑)。

ーーKANAEさんのお気に入りグラビアは?

KANAE 私はやっぱり写真集『BONJOUR!!!』ですね(2019年9月11日発売)。

ーーこの時は台湾ロケで総勢10名を撮り下ろし。露出度を含め、過去最高のスケールでした。

KANAE みんな台湾でロケできるなんて嬉しすぎて! 撮影前からものすごく気合いが入っていましたよね。露出も自分らで見て、「ここまでやるか!」ってびっくりするくらいギリギリで(笑)。

KAZUE ビーチでもセクシーなカットを撮ったけど、そのときは現地の人が集まってきちゃって大変でしたよ(笑)。

ーーこの写真集でふたりは初となる大胆な撮影をしているんですよね。

KANAE あー! キスしました(笑)。最初は抵抗があったけど、普段やらないことをやりたかったし、姉妹だからこそできるのかなと思って挑戦して。すごくキレイに撮っていただいたので、大満足ですよ。

KAZUE あれは、肌を露出する以上に恥ずかしかったな〜(笑)。

『BONJOUR!!』(撮影/笠井爾示)より
『BONJOUR!!』(撮影/笠井爾示)より
ーークラブで踊る時とグラビア撮影の時とで、同じような水着を着ていても意識って違うものですか?

KANAE まったく違いますね。クラブではいかにカッコよく踊って場を盛り上げるのが大事なので、「水着=戦闘服」のイメージ。グラビアは体をどうセクシーに見せるかが大事なのでより「衣装」って感じが強いです。

KAZUE クラブではすごく動くから、同じ水着でもCJDのはズレないようサイズも生地もしっかりしているんです。一方でグラビアのは小さいし、素材も薄い。身に着けるとドキドキします。

KANAE
KANAE

ーーグラビアをやるようになり、変わったことはあります?

KANAE 何よりCJDの知名度が格段にあがりました。普通の人から海外の人までフォロワーしてくれるようになりました。これは完全にグラビアのおかげですね。

あと、ボディラインについてそれまで以上に意識するようになりました。ただ細いだけみたいなのはダメ。しっかりしたメリハリが欲しいなと思い、食事に気を使ったり、ジムに行ったりと努力するようになりましたね。

 KAZUE
KAZUE
ーーグラビアの現場ではお弁当とか、美味しいものもでますよね。その場で思わず手が出ちゃう人もいますけど。

KANAE 私は撮影のとき、まったく食べないんですよ。CJDは"美ボディ集団"と言われているので、"お腹ぽっこり"なんて許されないんです! 水も最低限しか飲みません。休憩時間も自撮りを除けば、腹筋やスクワットをしていますよ(笑)。

KAZUE 私も基本、食べないですね。やはりものすごく気を遣います。

ーーそこまでストイックに! でもグラビアの写真も加工しようと思えばできますよね。

KANAE グラビアをやったことがなかったので、それを知らなかったんです。で、そのままずっと加工に頼らないようにしています。第一、私たちはクラブで人前に水着になりますから、ゴマカシがきかないんです。

ーー素晴らしいプロ意識です。それにしてもCJDのグラビアって本当になんでもありというか。すごく自由で、見ていてワクワクします。最強の女性グループなんて声も聞きますが、まさにそんな気がしますね。

KAZUE そう言ってもらえると嬉しいです〜。

ーーその自由さはやはりギャルであることが大きいんですかね。以前このシリーズでやはり元ギャルのゆきぽよさんに聞いたら、"ギャルって細かいこと気にしない。能天気なくらい明るくて、前向きだからいい"みたいなことを言っていたけど。

KANAE だと思います。ギャルって何より楽しむことが一番なんです。もっと言えば仲間と一緒に。だからいつでも面白ければやっちゃえ、盛り上がろうぜ! 爪痕残そうぜ! って感じなんですよ。

ーーそういうギャル魂があるから、大勢の女性が憧れるんでしょうね。

KAZUE 本当にありがたいことに私たち、女性のファンが多いんですよ。自分のようなふわふわキャラでもかっこいいと思ってもらっています(笑)。

ーー最後におふたりにとってグラビアとはなんですか?

KANAE 女性だけに許された、美への追求かな。女性の体って世界で一番美しいものだと思うんです。それをいろいろな手を使い、最高の形で表現するのがグラビア。それを自分がやれる機会をいただけたことが本当に幸せですよ。

KAZUE 私もそう。グラビアって、笑顔の見せ方ひとつとっても限りなくあるし、やればやるほど奥が深いですよね。自分も学んで、もっと素晴らしいものを見せたいです。

KANAE パシャパシャって、グラビア撮影のときのシャッターの音って、すごく気持ちいいんですよね。これまでいろんな雑誌でグラビアをやらせていただきましたけど、週プレさんは原点だし、CJDの良さを一番よく引き出してくれた雑誌。本当に大好き! これからもご一緒できれば嬉しいですね!

前編はこちら→最強の美ボディギャルダンサー集団・CYBERJAPAN DANCERS、KANAE&KAZUE姉妹の初グラビアの記憶「普段がビキニだから、手ブラくらいやらなきゃと思って(笑)」

●CYBERJAPAN DANCERS(サイバージャパン・ダンサーズ) 
Dance MusicプロデューサーでもあるMITOMI TOKOTOが結成した20名近くのメンバーを擁するゴーゴーダンサーチーム。プロのダンサー、モデルなど、様々な顔を持つルックスにも秀でたメンバーが集まり、日本全国のみならず、海外でのその活躍の場を広げている。

約1年半ぶりとなる新曲『ウルトラ大好きMyself」を3月に配信リリース。2024年夏、話題になること間違いなしの新曲リリースも控えている。
公式Instagram【@cyberjapan】
公式X【@cyberjapantv】

『GAL party!!』 撮影/武田敏将 価格/1320円(税込) 週プレで初表紙&巻頭を飾った記念すべきグラビア(「SUMMER IS HERE!!」)を収めた一冊。キラキラのビーチ、色鮮やかなテニスコート、ファッショナブルなナイトプールとさまざまな舞台に撮影。総勢8名のメンバーによる美ボディがたっぷり拝める。終始、笑顔が弾けまくる明るく華やかなムードに覆われていて、まるで彼女たちのパーティに参加したよう。
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『BONJOUR!!』 CYBERJAPAN DANCERS 撮影/笠井爾示 価格/2200円(税込) KAZUE、KANAE、KAREN、KANAの4人で構成される人気ユニット、チームKに加え、HARUKA、NATSUNE、REONA、RiRi、JUNON、KOZUEと、超人気メンバー10人が登場した写真集。初上陸となる台湾を舞台に、クラブでの彼女たちの水着衣装が厚着に思えるほど薄着で、エロかわカッコいい限界撮を敢行。デジタル版には、週プレ本誌の袋とじにもなった初水着グラビアを収録。

取材・文/大野智己 撮影/荻原大志