世界バレー惨敗、セクハラ発覚、監督辞任。美女選手も人気の韓国Vリーグは大丈夫か

世界バレー惨敗、セクハラ発覚、監督辞任。美女選手も人気の韓国Vリーグは大丈夫か

先月から日本で開催されている「2018女子バレーボール世界選手権」。3次リーグでセルビアとイタリアに連敗した日本は本日10月19日、前回王者のアメリカと5位決定戦を行う。

中田ジャパンにとってはメダル獲得を目指していただけに悔しい結果となったが、決勝ラウンドには進出した。2年後の東京五輪に向けて課題も収穫も得られたのではないだろうか。

むしろ韓国からしてみれば、中田ジャパンの姿が羨ましく映ったかもしれない。韓国は今大会、絶対的エースのキム・ヨンギョンをはじめ、実力と人気を兼ね備えた選手たちを揃えて大会に臨んだ。

日本を破って銅メダルに輝いたジャカルタ・アジア大会から新たに8人を入れ替えるなど、可能な限りのベストメンバーを集めたというのが大会開幕前の評判だった。そのほとんどが韓国Vリーグの“顔”と呼ばれる存在だったのだから、当然だ。

セクハラ問題も発覚。監督は辞任

しかし、結果はまさかの1次リーグ脱落。

世界ランキング1位のアメリカやロシア(同5位)、タイ(16位)などが属し、“死の組”とされたC組に入る不運もあったが、韓国が1次リーグで敗退するのは、世界選手権の出場枠が24カ国に拡大された1974年大会以来、初めてのことだ。

それだけに韓国メディアもショックを隠せない。キム・ヨンギョンに次ぐエース格に浮上した“美女スパイカー”パク・ジョンアの覚醒もあったが、「神戸惨事」と報じるメディアもあったほどだ。

そのうえ、世界選手権敗退が決まった直後には、チーム内に不祥事があったことも発覚している。

韓国のスポーツ紙『スポーツソウル』の単独報道によると、世界選手権を控えて鎮川(チンチョン)選手村で行われた合宿で、代表チームのコーチが酒の席で女性スタッフにセクハラ行為を行ったというのだ。

そのコーチは世界選手権開幕前に交代したが、大韓体育会はこの報道を受け、韓国バレーボール協会に調査を命じている。

そんなスキャンダルも発覚したせいか、女子バレー韓国代表を率いるチャ・ヘウォン監督の退任を求める声も相次いだ。チャ・へウォン監督は今年2月に就任したばかりだが、結局は10月12日に辞任。代役は現在も決まっていない。

人気急上昇中のプロリーグにも影響?

成績不振にスキャンダル、監督の辞任。問題続きの女子バレー韓国代表だが、心配になるのは10月22日に開幕する韓国Vリーグだ。

というのも、近年、韓国Vリーグ、特に女子部は人気が急上昇中。

“Vリーグ公式美女”コ・イェリムなど、実力はもちろん美しいルックスも人気を集める選手たちも人気を集め、観客数も右肩上がりだ。

2015-2016シーズンの平均観客数は1456人だったが、翌2016-2017シーズンには約300人増の1749人に。昨季には、さらに300人以上増えた2072人に上っている。

昨季ポストシーズンの平均観客数は3579人を記録し、キム・ヨンギョンが韓国Vリーグ女子でプレーしていた2005-2006シーズンの記録(3328人)を12年ぶりに更新したほどだ。

そして、そんな女子バレー人気に火をつけたきっかけが、女子バレー韓国代表の活躍だった。

女子バレー韓国代表は、2012年のロンドン五輪でベスト4に進出。その後も2014年の仁川(インチョン)アジア大会で優勝、2016年のリオ五輪でベスト8進出など国際大会で結果を残すと、韓国では一気に女子バレー人気が高まったのだ。

そのなかでプロリーグの人気も高まり、韓国人選手だけではなく、各チームの外国人選手もメディアで取り上げられるようになった。「韓国Vリーグは男子部よりも女子部のほうが面白いし、人気がある」ということが、一般的にも定着しつつあった。

それだけに世界選手権で韓国女子代表が見せた不甲斐ない姿が、Vリーグ人気の足を引っ張り、悪影響を与えたりはしないかと気を揉む関係者たちは多い。

はたして、女子バレー韓国代表の低迷と混乱は、韓国Vリーグ女子にどんな影響を与えるか。世界選手権は明日10月20日に幕を閉じるが、韓国女子バレーの正念場はまさにこれからなのかもしれない。

(文=慎 武宏)


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