履き心地がよく歩きやすい靴の代名詞ともいえるスポーツサンダル。元々はアウトドア用シューズとして開発されたものだが、アスレジャースタイルの定着によってタウンユースでもお馴染みとなった。


海や山などのレジャーシーンで本領を発揮するのはもちろんのこと、きれいめファッションの“はずし”アイテムとしても大活躍するレディーススポーツサンダル。今やスニーカーと並ぶ、おしゃれに欠かせないアイテムなのだ。


ここでは、


・スポーツサンダルとは
・スポーツサンダルの種類
・人気ブランド13選


を紹介する。


夏は素足で、秋以降はソックスと組み合わせて……一年を通して重宝するスポーツサンダル。歩きやすくて足が疲れないうえに、おしゃれ上級者にも見える!そんなアイテムをぜひ使いこなしてほしい。

スポーツサンダル=全力で走れるサンダル


スポーツサンダル、略して「スポサン」はアウトドア用に作られたもの。長時間アクティブに屋外(特に自然のなか)で履くことを想定しているので、以下の特徴が挙げられる。


・靴底がフラット
・滑りにくい
・足が疲れにくい
・水や泥に強い
・丸洗いできる


つまり、サンダルとはいえビーチサンダルやシャワーサンダルのような“つっかけ”とは異なり、「履いたまま全力で走れる」のがスポーツサンダル。足の甲や指先がむき出しであっても、ストラップやコードの構造によって足全体をしっかりホールドするデザインとなっている。


それでは、どんな種類があるのか、おすすめブランドとあわせて見ていこう。

今夏のトレンドは厚底!〜ベルトストラップタイプ


いわゆるスポサンの典型が、このベルトストラップタイプ。足の甲、足首、踵を「マジックテープ」や「ベルクロ」などの面ファスナーでホールドする構造だ。靴下あり・なしで履くことができ、オールシーズン活躍する。


今夏は各ブランドからファッショナブルな厚底タイプが登場。シンプルなコーディネートも、存在感たっぷりの厚底サンダルを組み合わせると、ぐっと今っぽくおしゃれな雰囲気に。


自分の足のサイズ感にあわせて調節でき、両サイドからしっかり足を支えるデザインなので、履きやすく疲れにくい。歩きやすさと通気性が抜群のため、旅慣れた人のなかに愛用者が多く、旅のサブシューズとしても優秀だ。


以前、取材で南米を旅行中に、同行者が足の指を捻挫するというハプニングがあった。怪我をしたスタッフは、それまで履いていたスニーカーを脱ぎ、スポーツサンダルと厚手の靴下の組み合わせに履き替えて、旅の後半を乗り切った。指にシューズがあたらない開放的なサンダルの、面目躍如たるエピソードだ。

Teva(R)(テバ)

1984年にアメリカで設立。世界で初めてストラップ付きのスポーツサンダルを発表したブランドとして知られる。グランドキャニオンで、一人のリバーガイドが水辺でも脱げないようにビーチサンダルにアンクルストラップをつけたことが、ブランドの原点だ。


初期モデル「オリジナル ユニバーサル」、衝撃を吸収するヒールタブで履き心地を進化させた「ハリケーン XLT 2」が定番のベストセラー。ほかにも今夏のトレンドである厚底タイプやクロスストラップタイプなど、新モデルも続々。

フラットフォーム ユニバーサル

▲出典:テバ


テバのオリジナルスポーツサンダル初期のモデル「ユニバーサル」を、4.5cmの軽量厚底ヒールにアップデート。ソックス&サンダルのコーディネートにもぴったりの、パンチの効いたデザインだ。


速乾性・耐久性に優れたストラップは、2カ所の面ファスナーで着脱と調節が簡単に行える。衝撃を緩和する軽量ミッドソールにより、1日中履いていても快適。6,930円(税込)。

フラットフォーム ユニバーサル アップレザー

▲出典:PR TIMES


持続可能性に配慮して製革工程で生じる余剰レザーを再加工したアップサイクルレザーを採用した新モデル。高さ約4.5cmのフラットフォームソールでありながら、テバが誇る履き心地をキープ。10,780円(税込)。2021年7月発売。

SOREL(ソレル)

カナダ生まれのシューズブランド。スノーブーツ「カリブー」がベストセラーだが、サンダルやスニーカーも手がけ、そのファッション性は特にレディースモデルに遺憾なく発揮されている。

キネティックインパクトサンダル

▲出典:ソレル


ボリュームのあるソールと甲を覆うベルト使いが印象的なスポーツサンダル。SORELのビッグロゴがついたボリュームのあるソールと、ネオンカラーを組み合わせた遊び心たっぷりのデザインが、コーディネートの主役になる。履きやすさと安定感も申し分ない。17,600円(税込)。

Chaco(チャコ)

チャコは1989年、コロラド州でラフティングガイドとして働いていたマーク・ペイジェンが設立。当時売られていたアウトドアスポーツ向けのフットウエアに満足していなかった彼は、かつてシューズメーカーの靴職人だった経験を生かして自分でサンダルを作ることを決意。チャコサンダルが誕生した。

レディース Z1 クラシック

▲出典:チャコ


ブランドを代表するZシリーズのなかで、シングルウェイビングタイプの女性向けサンダル。街履きからキャンプまでさまざまなシーンで活躍する。従来のアウトソールからトラクション性、グリップ性といった性能が向上したチャコ独自開発によるCHACOGRIP(TM)を採用したモデル。10,450円(税込)。

SHAKA(シャカ)

シャカは1990年代、南アフリカ共和国でサンダルブランドとして誕生した。2000年代初頭に一旦ブランドの歴史に幕を下ろすも、現代的なデザイン提案やさらなる履き心地の向上を図り、ブランドを再興。山地や砂漠といった厳しい環境に順応する機能性と、美しい民族調の色柄を落とし込んだウェビングテープが特徴。

433138 ネオ クライミング

▲出典:シャカ


定番人気のユニセックスモデル「クライミング」のマイナーチェンジモデル。シンプルなアッパーはそのままにテープ裏にネオプレーンを使用することでフィット感が大きく向上。全体的なボリューム感と重厚なソールが絶妙なバランスをとるアイテム。9,680円(税込)。

433105 ネオ バンジー プラットフォーム

▲出典:シャカ


シャカのサンダルのなかでも一番の履き心地を誇る「ネオ・バンジー」にトレンドの厚底プラットフォームを採用。メンズライクなスポーツサンダルがキュートなガールズアイテムに生まれ変わった。10,785円(税込)。

ecco(R)(エコー)

1963年にデンマークで設立されたシューズメーカー。世界で唯一、“牛の皮革から消費者へ届ける靴まで”、すべての生産工程から販売までを一元化している大手靴会社。ゴルフシューズに定評がある。

ECCO EXOWRAP WOMEN’S 3S SANDALS

▲出典:エコー


伸縮性と通気性に優れるテキスタイルとレザーを組み合わせたクロスデザインのアウトドアサンダル。タウンユースはもちろん、アウトドアでも活躍する。超軽量・高反発素材を採用したフットベッドは、長時間履いても快適さと足取りの軽さが長続きする。2021年春夏モデル。写真のくすみカラーのほか、黒とベージュも。18,700円(税込)。

SUICOKE(スイコック)

2006年に誕生した、日本発のシューズブランド。一流ソールメーカーのビブラム社と共同開発したオリジナルフッドベッドを採用しており、履きやすさは折り紙つき。


洗練されたデザイン、アッパーのナイロンテープの絶妙なカラーリングがおしゃれで、大人のタウンユースにぴったりだ。

デパ-V2- ネイビー

▲出典:スイコック


スイコックの定番「デパ(DEPA)」。ビブラム社と共同開発したフットベッドは立体構造。アーチサポートが足の滑りを抑え、指を正しい位置へと導いてくれるという。15,400円(税込)。

MERRELL(メレル)

1981年にハイキングブーツメーカーとしてアメリカ・ユタ州に創業。現在は、ハイキングシューズ、トレイルランニングシューズ、ベアフットシューズを核として展開。アウトドア文化を街にも融合させるため、アフタースポーツシューズやタウンユース向けのラインナップも充実させている。

アルパイン ストラップ

▲出典:メレル


「アルパイン」シリーズは“THE FUTURE RETRO”を掲げ、懐かしさと新鮮さを組み合わせたアウトドアカジュアルライン。


2021年春夏の新作は、アーバンスタイルで活躍するストラップサンダル。ラバー素材のシャークソールと、アウトソールと一体型のEVAインソールにより安定した歩行をサポート。8,800円(税込)。

スニーカーとサンダルの中間〜ハイブリッドタイプ

NIKE(ナイキ)

スニーカーブランドが作るスポーツサンダルも近年注目。ナイキが誇るクッション性を生かしたサンダルは、どんなシーンでも足取り軽やかに。

ナイキ キャニオン

▲出典:ナイキ


大きなアウトソール、快適なフォームミッドソール、トリプルストラップ、高級感溢れるメタリック仕上げなど、ナイキの伝統を踏襲した機能的で美しいデザインが特徴。足をしっかりと安定させ、都会でもアウトドアでも快適に履くことができる。8,250円(税込)。

Reebok(リーボック)

イギリス発祥のスポーツブランドで、現在はアディダス傘下。陸上競技の選手だった創業者が立ち上げたスポーツシューズメーカーがその前身。走りやすさと履き心地に定評があり、1990年代のスニーカーブームで世界的な人気に。

インスタポンプフューリー サンダル

▲出典:リーボック


1994年に発売された、リーボックのアイコニックモデル「インスタポンプフューリー」から生まれた、足を快適に支えるスリッポンサンダル。Pumpテクノロジーを搭載することにより、好みのフィット感をもたらす。アッパーはテキスタイルで軽やか。8,800円(税込)。

KEEN(キーン)

2003年に創設された、オレゴン州・ポートランドのフットウェアブランド。サンダルとシューズ・陸と水・快適性と性能・ファッションと機能性など、異なる概念を融合した“ハイブリッド・フットウェア”を展開する。

ユニーク

▲出典:キーン


UNEEK(ユニーク)は、2本のコードと1枚のソールから作られた次世代のスニーカー。ゼロから靴作りの方法を再考し、構想から3年半の月日を経て完成した、革命的でユニークなハイブリッド・フットウェア。薄手のソックスからフリースソックスまで、3シーズン対応可能。13,200円(税込)。

これなら走れる!〜進化系ビーチサンダル

鼻緒に足指をかけるビーチサンダルタイプでも、独自のストラップ構造で足をしっかりホールドしてくれるものがある。

mont-bell(モンベル)

日本発信のアウトドアブランド「モンベル(mont-bell)」。1975年、日本のトップクライマー辰野勇氏が二人の山仲間と共に大阪で設立した。以来“Function is Beauty(機能美)”と“Light & Fast(軽量と迅速)”をコンセプトに商品開発を行っている。

まるで素足感覚!〜コードストラップタイプ

ベアフットランニングで注目されるようになった、極薄ソールのサンダル。素足で大地を踏みしめるような感覚と解放感は慣れるとやみつきに。

Luna Sandals(ルナサンダル)

現在のベアフットランニングを確立したブランドとして知られる「ルナサンダル」。2006年春、創業者の“ベアフット”・テッド氏がメキシコ北部に位置する「コッパーキャニオン」を訪れ、ワラッチ・サンダルと出会ったことがブランドの発端。


ワラッチ・サンダルとは、先住民族であるタラウマラ族が履いている”走れる”サンダルのこと。テッドはタラウマラ族のマニュエル・ルナ氏からその作り方と哲学を伝授され、「ルナサンダル」が誕生することとなった。

ベナード 2.0

▲出典:ロータス


ルナサンダルのなかで最も薄く軽量で、素足感覚の履き心地のモデル。薄いビブラムソールとMGTのフットベッドを組み合わせている。11,000円(税込)。

Xero Shoes(ゼロシューズ)

ゼロシューズは手作りのサンダルからスタートしたアメリカのブランド。足の自然な動きを妨げないつくりで、クッションやサポートにつながるものは極力省いていることから、ゼロシューズを履くと足裏感覚が敏感になりしっかりと足指を使って地面に立つことができるようになる。

ジェネシス

▲出典:ケンコー社


GENESIS(創世・起源)という名のとおり、ゼロシューズの原点ともいえるサンダル。余分なものをそぎ落としたシンプルさで、限りなく素足に近い履き心地と開放感で、ベアフット系シューズ愛好者やランナーに人気のモデル。6,380円(税込)。

スリップオンサンダル

▲出典:モンベル


独自構造の鼻緒が足の甲をしっかりとホールドするため、歩行時にもかかとが浮き上がりにくく、歩きやすい構造。甲に直接当たる鼻緒には肌当たりがやさしい素材を使用している。ビーサンにつきものの、歩く際のパタパタ音がしないのも嬉しい。3,080円(税込)。

人気のスポサンを履きこなそう!

スポーツサンダルの人気ブランドおすすめ10選、いかがだっただろうか?既に一足持っているという方も、2021年の新作をぜひチェックしてみてほしい。着こなしの幅を広げるアイテムとして、日常的にガンガン活用できる、素敵な新作が見つかるはずだ。