「津田健次郎 SPEA/KING presents 『53 Birthday Call(53 バースデー コール)』」メディア取材会と、第1部のイベントの様子をたっぷりお届け

TOKYO FMで毎週日曜12時から放送中の『津田健次郎 SPEA/KING』、略して『ツダスピ』。声優や俳優として、話題のアニメ・ドラマ・映画に多数出演し、また、昨年発売した写真集も大ヒットを記録するなど、今もっとも注目を集める津田健次郎のパーソナルな一面が楽しめるラジオ番組となっています。そんなツダスピですが、先日初の番組イベントが開催されました。それが「津田健次郎 SPEA/KING presents 『53 Birthday Call(53 バースデー コール)』」。今回はメディア取材会と、第1部のイベントの様子をたっぷりお届けします。

若さやイケボの秘訣ほか、津田健次郎に6つの質問!

バースデーイベントに先駆けて行われたメディア取材会では、津田さんに様々な質問に答えていただきました!1年の振り返りや、ツダスピへの想いなどを語ります。

──6/11に53歳の誕生日を迎えられたということでおめでとうございます! この1年を振り返ってみていかがでしたか?

津田さん(以下、津田) 幸せなことに、声の仕事はもちろん、顔を出す仕事まで、本当にたくさんのいろいろなお仕事をさせていただきました。しかもそこから、またさらにいろんな広がりを見せて……。とにかく幸せな1年を過ごさせていただいたなという印象です。

──ツダスピで久々のラジオパーソナリティを務めることになったかと思いますが、始まって約2カ月、感想を教えてください。

津田 とても久しぶりの自分の番組でとても嬉しかったです。生の声でリスナーの皆さんと交流できるのがやっぱり楽しいですよね。あと、番組内で曲を2曲流せるんですが、今のところは僕の好きな曲だけをかけさせていただいています(笑)。そこで流す曲を考えたりしているのですが、それを考えている時間も楽しいです。

──どんな曲をよく選ばれているんですか?

津田 番組の放送が日曜日なので、例えばご家族みなさんで聞いていただいたり、いろんな層の方に聴いていただくことを想定しています。若い世代に向けては僕が昔聴いていた曲を紹介する気持ちで、そして、僕と同世代の方や年上の方に向けては「懐かしいでしょ?」という気持ちでピックアップしたいなと思ってますね。

若さの秘訣、その美しい声を保つために、何か心掛けていることなどを語る津田さん

──歳を重ねて、年々魅力に磨きがかかっている印象です。若さの秘訣、その美しい声を保つために、何か心掛けていることはありますか?

津田 ありがとうございます……(笑)。でも基本的には何にもしてないに等しくて……化粧水くらいは塗ります!あとジムに行って体を動かすとか。どちらかというと気持ち的な面で意識していることが多いかもしれません。好奇心がなくならないように、世界が狭くならないように、自分の思考が停止しないように、ってことを大切にしています。普段自分が喋ったりしない人だとか、見ないものだとか、あえて自分が生きてきた世界以外のものにも目を向けることが、すごく刺激的で……。それがいいのかもしれないです。

──体のケアだけでなく、心を健やかにすることが魅力につながっているってことですね……!

津田 自分で答えるのってすごい恥ずかしいですね(笑)。

──53歳の抱負を教えてください。

津田 まだ言えないのですが、ありがたいことに控えている発表がいくつかあったりするので、すでに幸せなことだなと思ってます。ここ何年か同じようなことを言っていたりしますが、芝居に関しては、もう一度0から初心者の気持ちで向き合いたいですね。もちろん今までやってきた良い部分は残しつつ、いらないものは捨てて、固まってきたものはぶっ壊して……。芝居ってめっちゃくちゃ難しいなという気持ちで対峙(たいじ)しているので、その面白さ、難しさ、深さ、広さ、そういうものに改めてチャレンジしていけたらいいなと思います。あとは作品づくりも具体的にやっていきたいです。

──最後に、番組エンディングで恒例のコーナー「お別れフレーズ」をお願いします!

津田 なかなかの無茶ぶりですね!? どう言えばいいかな……いきます!“53歳、みんな一緒に頑張っちゃう?”

──イケボで一言、ありがとうございました。

津田 イベント本編前に変な汗が出てきました(笑)。これからも頑張りますので、53歳もよろしくお願いします!

ツダスピ初イベント!公開収録で奇跡も……!?

さて、ここからは「53 バースデー コール」の第1部の様子をご紹介!

53 バースデー コール、略すと“ごみばこ”になるため、ステージ上にはゴミ箱が置かれている

53 バースデー コール、略すと“ごみばこ”になるため、ステージ上にはゴミ箱が置かれている。

「去年もこの会場でイベント(※)をやらせていただいたんですけど、ここが気に入っちゃって。都内で最古の、由緒正しき“ダンスホール新世紀”です。映画『Shall we dance?』でも使われたホールだそうですよ。若い方なんかは「『Shall we dance?』とは?てな感じかもしれないですけど」という津田さんのトークを皮切りに、和気あいあいとした空気で第1部の幕が開きました。ついつい喋りすぎてしまう津田さん、このオープニングから盛り上がりすぎ、進行を急かすベルを早々に2回も鳴らされることに……(笑)。

※バースデーイベントは去年も行われていたが、ツダスピとのコラボ形式で行われたのが今回初。

観客全員でバースデーソングを歌唱してお祝い観客全員でバースデーソングを歌唱してお祝い

バースデーイベントということで、ホールケーキも用意されていました。

「皆さん、喉がちぎれんばかりに(笑)、元気よく僕のためにバースデーソングをお願いします!」という津田さんの合図をきっかけに、観客全員でバースデーソングを歌唱。曲が終わって津田さんがろうそくの火を吹き消すと、会場は大きな拍手と歓声に包まれました。

なお、このイベントでは、ツダスピ公開収録も同時に行われていたんです。ケーキでお祝いをした後は、番組宛に届いたメッセージ=ユアスピを紹介するコーナーから公開収録がスタート。ここで特に印象的だったのは、GW中にフィジークというボディービルの種目で準優勝したリスナーからのメッセージ紹介。

ツダスピ公開収録も行われた

メッセージに対して「フィジークがすごいハードなのは知っているのですが、すごいですね。おめでとうございます」と、津田さんがお祝いの言葉を述べると、まさかの会場から「ありがとうございます!」と声が上がり、なんとメッセージを送ったご本人がイベントに参加していたことが判明しました。公開収録ならではの奇跡!普段のラジオではもちろん、リスナーと津田さんの生の交流は難しいからこそ、こういうやり取りが新鮮で面白いですよね。

また、音声コンテンツサービス「AuDee番組メンバーシップ」にて、メンバーシップ向けコンテンツとして配信されている『裏SPEA/KING(裏スピ)』と題したスピンオフ番組の公開収録も、この場で行われました。津田さんの趣味から派生したマニアックな話題や、実験的な企画、ここだけのコーナーなど、毎回ちょっぴり攻めた[裏]トークテーマに沿って展開されるこの番組では、送られてくるメッセージもちょっぴり個性的。

「一緒に添い寝したいひらがなって何ですか?私は“わ”です」という突飛な質問が読み上げられ、困惑した様子の津田さんでしたが、色々悩んだ結果、“い”に決定。形の似た“り”など他のひらがなも候補に挙げつつ、真剣に考える姿に会場は大きく盛り上がりました。通常のツダスピはもちろん、ディープな語りまで堪能したい人は、こちらの裏スピからも目が離せません。

※収録された内容は、2024年6月16日12時の『津田健次郎 SPEA/KING』でOA。

またもや津田さんのおしゃべりが止まらず(オープニングと同様に鳴り響くベル)、時間の都合で9月までしか振り返ることができなかった「52歳史」のコーナーなど、充実の内容であっという間に迎えたエンディング。

「52歳史」のコーナーなど、充実の内容であっという間にエンディングまで迎えた

「(エンディングまで時間が過ぎるのが早くて)怖いよね〜!こうやって若い人も年取っていくからね!光陰矢の如し」とユーモアを交えながら、「今日はめちゃくちゃ楽しかったです!皆さんとこうして対面で、コロナの時期を乗り越えてお会いできて本当に良かったです。53歳の年も頑張っていきますので、活動を応援していただいたり、ツダスピを聞いていただいたりしてくだされば、めちゃくちゃ嬉しいです。本当にありがとうございました!」と感謝の言葉で、締めくくられました。

退場の際には、約270名の観客を津田さんがハイタッチでお見送り

退場の際には、約270名の観客を津田さんがハイタッチでお見送り。大盛況の中イベントが終了した。

ここまでお届けしたように、メディア取材会、そして“ごみばこ”第1部を通して、かっこいいイメージを持つ津田さんのお茶目な姿がたくさん垣間見えました。ぜひこの文章だけでなく、津田さんのイケボを味わえるツダスピでもパーソナルな部分を覗いてみてはいかがでしょうか。毎週日曜、要チェックです!

「津田健次郎 SPEA/KING」
放送日時:毎週日曜12:00〜12:30
放送局:TOKYO FMをはじめとするJFN全国38局ネット 
番組HP:https://www.tfm.co.jp/tsuda_speaking/
番組X(旧Twitter):@tsuda_speaking 

画像提供:TOKYO FM 津田健次郎 SPEA/KING presents 『53 Birthday Call』