現地時間12月3日、プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドが、ラルフ・ラングニック新監督の初会見を行なった。

 オレ・グンナー・スールシャール監督が解任された後は、コーチから昇格したマイケル・キャリックが暫定監督を務めていたが、ラングニックのイングランド内での就労ビザが下りたため、今週末のクリスタル・パレス戦から今シーズン終了まで指揮を執ることになる。

 ラングニックは開口一番、「ユナイテッドほどのクラブからオファーをもらって、断ることはできなかった」とコメント。「残りシーズンの監督と2年間のコンサルタント契約で合意している。世界的なビッグクラブでの挑戦、偉大な選手たちと一緒に仕事ができることを何よりうれしく思う」と語った。

 また、当面の課題については「チームにバランスをもたらすこと」と述べた。

「直近の試合は見ているし、クラブで何が起こっているのかは把握している。昨日は2失点していたが、結果を押し並べても、1試合に平均2失点していることになる。これは多すぎる。私にとってのサッカーは、偶然の要素を最小限に抑えることだ。試合に勝つことが重要であり、私は非常に野心的だ。可能な限り成功したシーズンにしたい。トップ3との差は大きいが、どうなるか見てみよう」

 さらに、新体制下での起用が注目を集めているクリスチアーノ・ロナウドについてもコメントしている。

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「昨日の試合(アーセナル戦)で、36歳の彼が自分がトッププロであることを証明していた。素晴らしかった。だが、重要なのはクリスチアーノだけではなく、チーム全体をいかに成長させるか。昨日のクリスチアーノは自分の意見をチームに反映されているし、他のチームメイトも同じようにしなければならない」

 ちなみに、今冬の移籍市場での動きは「戦力は揃っていると考えており、上層部と相談中」とし、ドルトムントのFWアーリング・ハーランドの獲得の噂については「ハーランドは(レッドブル・)ザルツブルクで見ていたし、モルデからの移籍にもかかわったので、どんな選手か知っている。2年前にそう信じていたのはごく一部だったけれどね。でも今はほかの戦力を語る必要はない」と話すに留めた。

 チェルシーのトーマス・トゥヘル監督やリバプールのユルゲン・クロップ監督にも影響を与え、ゲーゲンプレスの祖ともいわれるラングニック。63歳の智将は、苦しむ名門にどのような変革をもたらすのか。その手腕に注目が集める。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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