日本サッカーの裾の広さに衝撃を受けたようだ。

 中国メディア『鳳凰網体育』は7月4日、「70歳がまだ国を支配することができる。中国と日本の間の格差は想像を絶するものだ」と題した記事を掲載。日本の高齢者によるサッカー大会を取り上げた。
 
 同メディアが注目したのが、6月18日から20日まで、愛媛県松山市で開かれていた第22回全日本O-60(オーバー60)サッカー大会と第16回全日本O-70サッカー大会だ。文字通り、前者は60歳以上、後者は70歳以上の選手が出場するコンペティションだ。

 記事は、「日本サッカー協会の公式YouTubeが公開したO-70のグループリーグの1日目と2日目のハイライトが計40万回以上、決勝のハイライトが5万回以上再生された」と、関心の高さを伝えている。

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 そして、「日本のシニアサッカーは先週も話題となった。なぜ継続的に議論を呼んでいるのか?」と綴り、こう続けている。

「ひとつはリスペクトだ。公開されたすべてのゲームのハイライトで、全選手がハートと魂をゲームに注ぎ込んでいた。彼らは全力で走り、強度もあり、ボールを奪い合い、転倒して怪我さえもした。70歳のときでも、彼らは非常に面白いゲームをプレーし、サッカーをした。リスペクトに値する試合だ」

「ふたつ目は熱血ぶりだ。チーム、コンペティション、全国大会、日本の熱血漫画の3要素に加えて、70歳の主人公が退場した。どんなにスポーツアニメであっても、このようなストーリーを書くことはないだろう」

『鳳凰網体育』は、「なぜ日本は祖父から子供まで、サッカーの夢を手助けできるか? 一言で言えば、巨大で完全な競争システムが、さまざまな年齢層がサッカーの夢を追求することを可能する。70歳以上の試合が日本のサッカーの永続的な闘志を象徴しているとすれば、毎年冬に開催される高校サッカー選手権では、日本サッカーの活力とモチベーションを垣間見ることができる」と伝えている。

 さらに、記事は「7回連続でワールドカップに出場する日本のサッカーから何を学ぶべきか」と続け、日本では老若男女問わず、様々な大会が行われていることを紹介し、こう結論づけている。

「要約すると、日本サッカーの成功は、数多くの大会や組織の設立を通じて国民全体の参加を確保しているのが、最も重要な理由のひとつだ。こうした大会とともに、サッカーの盛り上がりに全国的に火がつき、日本サッカーの7大会連続出場を支える力の源となっている。言い換えれば、老若男女を問わず、社会全体のサッカーへの夢を根本的に支えられているのは、競争、システム、そして粘り強さだ」

 このメディアは、中国サッカーと日本との小さくない差を改めて感じたようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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