現地時間11月29日、カタール・ワールドカップ(W杯)のグループステージ(B組)第3戦で、1勝1分でグループ首位のイングランドと、1分1敗で最下位のウェールズが激突。W杯で初めてイギリス対決が実現した。

 引き分け以上で決勝トーナメント進出が決まる前者は、同じスタメンで臨んだ第2戦から4人を入れ替え。ウォーカー、ヘンダーソン、ラッシュフォード、フォデンが今大会初先発し、右足首の状態が不安視されているキャプテンのケインもスタートから出場した。

 逆転での突破へはとにかく勝つしかない後者は、前線に頼みのベイルほか、ラムジー、ジェームズ、ムーアを並べた。

 注目の一戦で、イングランドは10分にケインのスルーパスで、ラッシュフォードが抜け出し、いきなり決定機を作るも、GKウォードの好守に阻まれる。以降も主導権を握り続け、38分にフォデンが得意の左足で、39分にラッシュフォードが豪快なオーバーヘッドで立て続けにシュートを放つが、いずれも枠を捉えきれない。

 防戦一方のウェールズは、45+5分にアレンがペナルティエリア手前で左足を一閃。しかし、シュートはクロスバーの上を越える。後がないなかで、ハーフタイムでなんと大黒柱のベイルを下げ、ジョンソンを送り込む。
 
 後半も鋭い出足を見せるイングランドは迎えた50分、ラッシュフォードが絶妙なFKを叩き込み、ようやく均衡を破る。この先制点で勢いに乗ると、直後の52分にケインのグラウンダーのクロスをフォデンが押し込み、リードをあっという間に2点に広げる。

 余裕が生まれ、57分にはケイン、ライス、ウォーカーをベンチへ。代わりにウィルソン、フィリップス、アレクサンダー=アーノルドを投入する。

 なおも押し込むスリーライオンズは、68分にラッシュフォードが今度は個人での突破からネットを揺らし、3点差に。マンチェスター・ユナイテッドの10番は今大会3ゴール目で、得点ランキングでトップに並んだ。

 押せ押せのイングランドはその後もチャンスを作るが、スコアは動かず。結局3−0で英国ダービーを制し、グループ首位通過を決めた。決勝トーナメント1回戦ではA組2位のセネガルと対戦する。

 一方、64年ぶりにW杯に出場したウェールズは最下位で敗退となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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