柴崎岳がスペイン紙『AS』のインタビューに対応。同紙が翌日に行なわれるカタール・ワールドカップのグループステージ第3戦、日本対スペインのタイミングに合わせ、11月30日に公開した。

 30歳の日本代表MFは、2017年に鹿島アントラーズからテネリフェに渡って以降、クラブは変えながらも、レガネスで戦う現在まで継続してスペインでプレー。『AS』は「乾貴士に次いでスペインでの出場数が多い日本人選手(1部29試合、2部119試合で計148試合)」と伝えたように、スペインに関しては“スペシャリスト”に近い存在だ。

 やはり同国に関する質問が相次ぎ、まず柴崎は「全てが危険。スペインはいつも難しい。同じプレースタイルを維持している。日本も見習うべきところ」と、その印象を説明。そのうえで中盤の人材の豊富さを熱っぽく訴えた。

「スペインは戦術が非常に優れているが、テクニックも抜群。しかも、中盤はいつもほぼ同じメンバーでプレーしている。ガビ、(セルヒオ・)ブスケッツ、ペドリはバルセロナでも一緒だ。それにベンチメンバーも強力。コケ、(カルロス・)ソレール、(マルコス・)ジョレンテがいる。スペインにはよほど上手く戦わないと勝てないね。

 ペドリとは彼がラス・パルマスにいた時、僕はデポルティボにいて、2部で対戦したよ。とても優秀だったけど、ここまでの選手になるとはね。彼は超一流の選手だ。彼のプレースタイルが大好きだ。いつかバロンドールを手にすると確信しているよ」
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 そのペドリの比較対象として挙げられるのが、現在はヴィッセル神戸に在籍するアンドレス・イニエスタだ。「もともとイニエスタがすごく好きなのは言うまでもない。子どもの頃よく追いかけていた」という柴崎は、スペインの英雄は日本のサッカー界にどんな影響を及ぼしているのかという問いに、こう答えた。

「日本のクラブと契約すると聞いた時、想像してみた。とても刺激的だったよ。日本サッカーの発展にとって重要だと思う。多くの経験を持っているからね。彼の存在は僕らを大いに助けてくれるだろう。日本サッカーはイニエスタに学ばなければならない。彼が自分の国でプレーしているなんて奇跡だよ。素晴らしいニュースだ」

 また、同じくスペインでプレーする日本代表のチームメイト、久保建英にも言及。「並外れたポテンシャルを持っている」と太鼓判を押し、年齢に見合わない落ち着きも絶賛した。

「まだ21歳だけど、考え方や振る舞いはまるでベテランのよう。とても落ち着いていて、自分が何をしなければならないかを完璧に理解している。だからあまり心配していない。僕はあまりアドバイスができないよ」

 柴崎は前回のロシア大会では主力として戦いながら、今大会ではいまだ出番がない。“第二の故郷”相手に輝きを放つチャンスは訪れるか。久保とのスペイン勢コンビでの活躍にも期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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