一夜明けても、韓国国内の大フォーバーは収まっていない。

 現地金曜日、韓国代表はカタールワールドカップ第3戦で強豪ポルトガルと対戦し、後半アディショナルタイムの劇的な決勝点で2−1の逆転勝利を収めた。相手がすでに決勝トーナメント進出を決めていたとはいえ、勝つしかない状況下で不屈の闘志を披露。ウルグアイとのデッドヒートを制して2位に滑り込み、3大会ぶり3回目のベスト16進出を決めた。

 その試合で物議を醸したのが、ポルトガルの英雄クリスティアーノ・ロナウドと、目下売り出し中の韓国代表FWチョ・ギュソンとのつばぜり合いだ。精彩を欠き続けたC・ロナウドは65分に交代。プレーを急ぎたいチョ・ギュソンは、ゆっくり歩いて退場するC・ロナウドに向かって手を叩きながら「ファスト(速く)、ファスト!」と促した。これに憤慨した背番号7は、口に指を当てながらポルトガル語で激しく言い返したという。

 試合後の会見でC・ロナウドが「韓国の選手が『(ベンチに)早く戻れ』と言ったので、『権利がないんだから黙ってろ』と伝えただけだ。彼は審判じゃないからね」と話せば、チョ・ギュソンは「かなり罵ってきた。それで言い争いになったんだ」と回顧した。

 さらに、殊勲の同点弾を決めたDFキム・ヨングォンも証言する。この日はDFクォン・ギョンウォンとの“新旧ガンバ大阪CBコンビ”で高い壁を築き、C・ロナウドをはじめとしたポルトガルの強力アタッカー陣に1ゴールしか許さなかった。

 32歳の主将は「彼(C・ロナウド)はずっと悪口というか、汚い言葉で叫んでいたよ。僕らのチームにはポルトガル人のスタッフが多いから分かるんだ。彼は同じような言葉を絶えず発していたね。独り言のようだったけど、ずっとだった」と、C・ロナウドがイライラを募らせ、悪態をついていた事実を明かしたのである。
 
 韓国のファンやメディアの間では、C・ロナウドへの印象がいまひとつ良くない。それもこれも、2019年のユベントス時代に来韓した際、Kリーグ選抜との試合で1分もプレーしなかった「ノーショー事件」を起こしたからだ。韓国ファンがC・ロナウドのSNSに中傷するコメントを多く寄せたこともあり、彼自身も韓国ファンに悪い印象を抱いているとされる。

 最終的に韓国戦では低調な出来に終わったC・ロナウド。しかも韓国の同点ゴールでは、CKのこぼれ球がC・ロナウドの背中に当たり、その絶好球をキム・ヨングォンが決める格好となった。韓国メディアのなかには「完璧なアシストをありがとう」と揶揄するところもあり、C・ロナウドに低評価を与える欧州メディアの記事をこぞって転載している。

 さらに因縁を深めた、韓国サッカー界とC・ロナウド。もはや関係修復は不可能と言えそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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