久保建英が悔しさを滲ませた。
 
 久保は日本代表がクロアチア代表にPK戦の末に敗れた12月5日のカタールW杯ラウンド16を欠場。ベンチからも外れていた。日本サッカー協会の関係者は事前に「体調不良」と明かしていたが、本人によれば風邪によって高熱が出ていたという。12月6日のドーハ最後となる取材対応で明かした。
 
「スペイン戦の翌日(12月2日)は問題なかったんですが、翌々日(12月3日)の朝にちょっと眠いなと思ったら、高熱がありました。コロナではなく風邪だったんですが、すごく熱が高くて。個人的には解熱剤を飲んでも試合に出たかったですが、ドクターストップだったので駄目でした」
 
 クロアチア戦はスタジアム観戦も選択肢としてはあったというが、「周りの人にうつして迷惑をかけたくなかった」としてホテル観戦に。4年前のロシアW杯はサポートメンバーとして日本代表に帯同していたが、ラウンド16のベルギー戦はすでに帰国してテレビで観戦。だから「4年前も最後の試合はテレビで観ていた。まさか4年越しにまたテレビで観るとは」と悔やんだ。
 

 今大会はドイツ戦とスペイン戦に先発出場したが、前半は守備的シフトを敷くチームの戦術的な側面もありディフェンスに追われる時間が大半。「ちょっと不完全燃焼感があります」とし、さらに次のように後悔を口にした。
 
「今大会はよく言えばチームのために戦えましたけど、悪く言えば自分のやりたいことはできなかった。チームのタスクをやりながら、もっと自分のプレーができると思っていたけど、そこまでの個がなかった。こういう大会でチームが優先されるのは当たり前ですけど、自分を押し通せるくらいの個がまだ自分にはなかった。僕の今の状態なら自分を押し通せるくらいの個があるだろ、認めてもらえるだろうと思っていましたが、それは勘違いでしたね。見積りが甘かったというか」
 
 そうした悔しさを胸に秘めるからこそ、「日本を代表して戦える国際大会は、出られるなら出たい。直近だとアジアカップ(2023年6〜7月の開催予定)もそうですし、パリ五輪(2024年7〜8月の開催予定)もチャンスがあれば出たいです。そろそろ代表でなんか勝ち取りたい」と続けた。
 
 まだ21歳の久保。25歳で迎える2026年W杯までさらに成長できるか。
 
取材・文●白鳥大知(サッカーダイジェスト特派)

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