現地時間１月27日に開催されるFAカップ４回戦で、冨安健洋が所属するアーセナルは、マンチェスター・シティと敵地で対戦する。この大一番を前にミケル・アルテタ監督が取材に応じ、率直な思いを明かした。英公共放送『BBC』が報じている。

　アーセナルはプレミアリーグでは勝点50で首位に位置。同45で２位のシティと熾烈な優勝争いを繰り広げている。

　そして、アルテタにとって敵将のジョゼップ・グアルディオラは、シティでアシスタントコーチとして師事した間柄で、師弟対決となる。それだけにこのタイトル争いは「不思議な気分だ」と語った。

「純粋に彼のためにベストを尽くしたいし、このような人と一緒に挑戦していると、その間に何かが生まれるんだ。いつかそうならないかとずっと望んでいたなか、今シーズンはそれが実現している。でもだからといって、友情、我々が過ごす時間、彼が自分の人生と仕事においてどれだけ重要かは変わらないよ」
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　また同時に、できれば直接の顔合わせは避けたかったとも伝えた。

「私たち２人はどんな形であれ、勝利とクラブを守ることを望んでいる。それは初日からずっとそうだった。公平を期すために、他の誰かとやりかたかったね」

　プレミアリーグでの対戦が延期された影響もあり、シティ戦は今シーズン初となる。19年ぶりのリーグ制覇に向けても、まずこの“前哨戦”を制し、残る２つの直接対決へ弾みをつけられるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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