１月29日に開催されたFAカップの４回戦で、三笘薫が所属するブライトンがリバプールとホームで対戦。２−１と劇的な勝利を飾っている。

　この試合で再三に渡る突破でイングランド代表DFトレント・アレクサンダ＝アーノルドを翻弄した三笘に、最大のチャンスが巡ってきたのは90＋２分だ。左サイドのペルビス・エストゥピニャンからの浮き球のクロスをトラップし、空中でダブルタッチをしてアウトサイドシュート。見事なゴラッソで決勝点を決めてみせた。
 
　ブライトンの地元メディア『SussexWorld』は単独最高評価の「９点」を与え、こう絶賛している。

「なんて決勝弾だ！いつも彼のプレーを見て楽しんでいる。（相手の）プレーヤーを引き連れて行くのを好み、TAA（トレント・アレクサンダ＝アーノルド） に厳しい午後を与えた。トロサールの穴を埋めるに余りある」

　エース格でアーセナルに移籍したベルギー代表のレアンドロ・トロサールの穴をまったく感じさせないブライトン。それはこの22番が躍動しているからだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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