ジュビロ磐田と北海道コンサドーレ札幌でプレーしたイングランド人FWジェイ・ボスロイド氏が、英国メディア『The Sporting News』に、ブライトンで躍動する三笘薫についてのコラムを寄稿した。

「現在、ミトマはイングランドのトップリーグで最高のサイドアタッカーのひとりだ。プレミアリーグで何人の日本人選手が成功している？ 彼は最も成功する可能性を秘めている」

　そう綴ったボスロイド氏は「ミトマは素晴らしい。彼は常に脅威だ。中に入って得点することができ、広範囲をアップダウンし、最後の局面でも優れている」と絶賛。こう賛辞を続けている。

「ビッグクラブのひとつが彼を獲得したとしても、私は驚かない。彼は最終的にトッテナムのような所に行く可能性もあるし、リバプールやマンチェスター・シティの可能性も否定できない。リバプールは、現時点では彼を見るのにうんざりしているかもしれないが」
 
　40歳の元ストライカーは、「ミトマは間違いなく、（ミランの）ラファエウ・レオンや（ナポリの）クビチャ・クバラツケリアのような、シーズンオフに１億ポンド以上で移籍すると話題になっている選手と同じようなポテンシャルを持っていると思う。ただ、残念ながら、カオルは日本人で、ヨーロッパや伝統的なサッカー大国の出身ではないから、そのレベルで見られることはない」と持論を述べている。

　川崎フロンターレ時代から知る三笘を手放しで称えながらも、“不当な現実”についても指摘した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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