これだけの活躍を見せれば、賛辞が尽きないのも当然だ。

　２月４日に行われたプレミアリーグ第22節のボーンマス戦で、ブライトンの三笘薫が決勝点をマークし、チームを１-０の勝利に導いた。スコアレスで迎えた87分、左からのクロスに頭で合わせ、ここ５試合で４点目となるゴールを挙げている。

　カタール・ワールドカップから戻って以降、三笘は破竹の勢いだ。

　年末のアーセナル戦で今季２点目となるゴールを奪うと、続くエバートン戦で先制点を奪取。リバプール戦は“幻のアシスト”をして、FAカップでの対戦に続いて強豪相手に活躍した。さらにレスター戦でも先制点を挙げ、この日は決勝点を記録している。

　グローバルWebメディア『VAVEL』は「ブライトンがまたやった。いや、カオル・ミトマがまたやってのけたと言うべきか」と、三笘の活躍を称賛した。

「日本のスターは終盤の決勝点でスタジアムを沸かせた。ペルビス・エストゥピニャンとミトマが再び、特別な連係を築いていることを示したのだ」
 
　さらに、VAVELは「この男は絶好調だ。ウインガーは今、最高潮にある。毎週それを証明している。前回はFAカップのリバプール戦で決勝点を挙げた。今日は87分にチームをリードに導くゴールを決め、ブライトンに再び重要な３ポイントをもたらしたのだ」と続けている。

「試合を通じて彼は素晴らしい個の力を示した。前半には相手をひざまずかせてファンを魅了している。さらに、ミトマは試合を通じてクリエイティブかつ多才で刺激的な選手であることを示した。今日の彼は信じられないほど速く、再びチームが３ポイントをつかむのに貢献した」

　ロベルト・デ・ゼルビ監督の下で先発出場した８試合のうち、６試合でゴールに関与している三笘。とどまるところを知らない勢いは、どこまで続くのか。次節は11日、クリスタル・パレスと敵地で対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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